1/20 還暦記念『月刊藤井郷子』第1弾『藤井郷子ソロ』
2018年、還暦を迎えるピアニスト/コンポーザー/バンドリーダー藤井郷子が満を持して『月刊藤井郷子』に挑戦、第1弾となる1月のリリースは『藤井郷子ソロ』。録音は、昨年(2017年)7月9日、愛媛県八幡浜のゆめみかん。
演奏環境が素晴らしかったようで、藤井は次のように述懐している;
状態の良い素晴らしいピアノと豊かな鳴りの音楽ホール、「八幡浜ゆめみかん 」。ピアニストなら誰でも垂涎の環境でのソロコンサートの機会を与えていただきました。即興でのソロ、事前に何も準備せずに臨みました。とはいえ、私の55年のピアノ歴と30年超の音楽家歴はすべてその準備だったのかもしれません。ホールの美しい余韻は演奏に余裕を与え、呼吸をするように弾いているうちに、自然にオリジナルの楽曲が顔をのぞかせました。それだけリラックして演奏できたということだと思います。
収録曲は7曲で、6曲のオリジナルとクローザーにジミー・ジュフリーの<ムーンライト>。
『藤井郷子ソロ』 Libra 201—046 ¥2300+税 1月20日発売
なお、毎月1枚ずつCDがリリースされる『月刊藤井郷子』の2月以降の予定は、2月;日仏混成バンドKAZEの4作目、3月;オーケストラ・ベルリンの新作、4月;ピアノ、トランペット、ドラムのトリオ(This is it!)、さらに、オーストラリアのピアニスト、アリスター・スペンスとのデュオ、イタリアのサックス奏者ジャンニ・ミンモとベーシスト、ジョー・ファンダと藤井の初顔合わせのトリオ、オーケストラ東京のトリオと続く。