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4/27, 5/02 国立音楽大学で、細川俊夫と挾間美帆が語る

国立音楽大学作曲専修で現代の最重要作曲家の二人がそれぞれ語る機会があり、一般公開される。

© Hideo Kanno

細川俊夫教授 特別講座 〜細川俊夫 自作を語る〜
「循環する海」を中心に、近作オーケストラ曲について
2018年4月27日(金) 18:00~19:30 新1号館 128教室(合唱スタジオ)
無料、どなたでも入場可(学内関係者を優先)
主催:国立音楽大学創作科目会
問合せ:国立音楽大学 教務課 042-535-9510
※この他 4/25 「細川俊夫作品 演奏ワークショップ」、5/9「作曲特別レッスン」を開講。

詳細はチラシPDFを: http://www.kunitachi.ac.jp/documents/event/2018/20180425.pdf

© Naomi Kitano

ワークショップ〜ゲスト:挾間美帆(ジャズ作曲家)
2018年5月2日(水) 18:00-19:30 新1号館 128教室 (合唱スタジオ)
「ジャズなのに作曲するの?」
1)国立音大に運命変えていただきました
2)ジャズなのに作曲する矛盾
3)ジャズ作曲家として作曲以外の活動がある
4)質疑応答
*入場無料、一般聴講可

細川俊夫(国立音楽大学招聘教授)は、現在、世界で最も演奏されている日本人作曲家のひとり、ECM Recordsから自己名義のアルバムをリリースした最初の日本人でもあり、近年の活躍は留まるところを知らない。2018年は、<循環する海>を中心に近作オーケストラ作品を語る。昨年は「エリザベート王妃国際音楽コンクール チェロ2017」本選課題曲、<《昇華》チェロとオーケストラのための>を取り上げていた。

挾間美帆は、国立音楽大学作曲専修出身で、マンハッタン音楽院大学院(ジャズ作曲専攻)へ留学し、ニューヨークを拠点の一つに、日本、アメリカ、ヨーロッパへ活躍の場を拡げ、ダウンビート誌「ジャズの未来を担う25人」にも選ばれている”ジャズ作曲家”。2017-18にはオランダのメトロポール・オーケストラから招聘されたのも特筆すべきところだ。なお、GWには、5/4 東京芸術劇場でのラ・フォル・ジュルネTOKYOでハービー・ハンコック『処女航海』をアルバムごと編曲するプロジェクトにシェナ・ウインドオーケストラと挑む。(なお、細川俊夫<循環する海>は、LFJ 2016で演奏されている。)

今回、現代音楽と現代ジャズの最高の作曲家の語りが並立するが、双方のフィールドから、また双方のファンと学生からの参加をお勧めしたい。(Text by Hideo Kanno 神野秀雄)

【JT関連リンク】
Momo Kodama / Point and Line – The Piano Études of Claude Debussy and Toshio Hosokawa
https://jazztokyo.org/reviews/cd-dvd-review/post-13040/
https://jazztokyo.org/features/my-pick/my-pick-2017/disc-2017-international/post-23611/

『Miho Hazama+Metropole Orkestr Big Band / The Monk : Live at Bimhuis』
https://jazztokyo.org/reviews/cd-dvd-review/post-26841/
https://jazztokyo.org/reviews/cd-dvd-review/post-26322/

挾間美帆 Miho Hazama m_unit ブルーノート東京
https://jazztokyo.org/features/my-pick/my-pick-2017/performance-2017-local/post-23690/

【参考文献】
「エリザベート王妃国際音楽コンクール チェロ2017」
サラサーテ vol.77
http://sarasate.me/modules/sarasate/index.php?content_id=59

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