6/18→7/09(変更) 河田 黎 chante 時の流れに...
本誌 JazzTokyoでは悠雅彦主幹が2度熱いレポートを通じて紹介の労をとっておられたシャンソン歌手、河田黎(かわだ・れい)さんが久しぶりのリサイタルを予定している。6月18日(土)新橋のミュージック・サロン「ジャミオール」で 14時開演。今回は、ピアノに三浦高広を迎え、レパートリーの中からプレヴェールや十八番(おはこ)のヌガロやフェレを歌う。悠主幹の手放しの熱狂はとくに彼女のヌガロとフェレ。なかでもブルーベックの極め付けの変拍子ジャズ<トルコ風ブルーロンド>に付けたヌガロの詩を河田本人が訳して歌うスリリングなタイトロープ(またの名を<息も絶え絶え>)や、ミンガスの <フォーバス知事>に乗った <ハーレム>への入れ込みようは尋常ではない。フライヤーにはその<ハーレム>もリストされているのでジャズ・ファンの気をそそる。彼女はまたボードレールやランボーの文学作品に想を得たいわゆるションソン・リテレールもレパートリーにしているので何が出るか当日のお楽しみである。訳詞は本人が手がけている。ピアノは河田との付き合いが長く、録音メンバーでもある太宰百合が務める。
河田 黎 chante 時の流れに
河田 黎 (vocal) 太宰百合 (piano)
2022年 7月 9日(土) 14:00開演
¥4000 (全席自由)
新橋シャミエール(地下鉄2番出口) 03-3572-1431
問)03-3412-2618
♫ 悠雅彦主幹の熱烈レポート
https://jazztokyo.org/monthly-editorial/monthly-editorial-yuh/post-15115/
https://jazztokyo.org/reviews/live-report/post-45187/