11/15~19 イリアーヌ・イリアス来日と来日記念盤２タイトル

数々のグラミーやラテン・グラミーに輝くブラジルの至宝、ピアノとヴィーカルのルのイリアーヌ・イリアス (Eliane Elias) が５年ぶりに来日、来日記念盤のリリースが２タイトル予定されている。
イリアーヌは 1960年、ブラジル・サンパウロの生まれ。６歳よりクラシック・ピアノを始めたが、ジャズにも興味を示し、ビル・アヴァンスやハービー、キースらをコピーする。ブラジルでプロ・デビューし、パリを経てNYデビュー。「ステップス・アヘッド」への参加で一躍注目を集める。ランディ・ブレッカーと結婚し、共同名義のアルバム『アマンダ』でCDデビュー。ジャズとブラジリアンの洗練されたュージョンで人気を獲得したが、まもなくランディと離婚。再婚相手のマーク・ジョンソン(b)とはアルバムの共同プロデュースや共演など音楽活動の重要なパートナーとなっている。

来日記念盤はBSMFから10/20に同時発売される『ミラー、ミラー』と『クァイエトゥード』で、共に英CANDID原盤。『ミラー、ミラー』は、チック・コリアとチューチョ・ヴァルデスと共演したインスト盤で 2022年にグラミーとラテン・グラミーをダブル受賞した名盤。チックの遺作ともなった。一方の『クァイエトゥード』は、カルロス・リラとヴィニシウス・ヂ・モライスの<You and I>から始まるブラジリアン・フィールあふれるアルバムで、イリアーヌのピアノとヴォーカルを堪能できるファン待望の好盤。

11月16~18日　ブルーノート東京
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/eliane-elias/

11月19日　ミューザ川崎
https://www.kawasakijazz.jp/program/detail2023/20231119.php