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及川公生の聴きどころチェックNo. 227

#325 『川上ミネ/ノスタルジア〜キヨミズ』

スペースシャワーネット DDCB-13034 ¥2808(税込)

川上ミネ (p)

01.清水寺
02.道
03.ローマ
04.コルドバの午後
05.誕生日の私へ
06.別れの曲
07.ワルツ
08.山桜
09.いかないで
10.アンジェラ

Recorded at aLIVE RECORDING STUDIO, Tokyo, October6&7, 2016
At Kiyomizudera, Kyoto, September 24, 2016
Mixed at Studio KK, Tokyo, October 26~28, 2016
Mastered at Aubrite Mastering Studio, Tokyo, November 10, 2016
Engineer:Kentaroh Kikuchi
Mastering engineer: Yoei Hashimoto
Produced by Takashi Tannaka

ピアノのサウンド構成を、何かの風景に溶け込ませる趣で捉えた録音。音像が遠目の構成で、コンサートホールでもない存在感が特有。サウンドにこだわるのは響き。ピアノの芯を捉えたマイキングが骨太サウンドであり、リヴァーブが遠い位置になるピアノを想像させる。全曲を通して貫かれた音場構成が、気持ちを温かくする。

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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