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Jazz and Far Beyond

Jimmy Giuffre

R.I.P. カーラ・ブレイヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 307

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #96 R.I.P. Carla Bley<Baseball>

偉大な作編曲家であり、運動家であり、ちょっと怖いけどユーモアたっぷりのCarla Bley (カーラ・ブレイ) が他界してしまった。George Russell (ジョージ・ラッセル) 繋がりで親近感があったのにあまり知らなかったカーラだが、面白いインタビューを見つけたのでそれを含めてユーモアたっぷりのこの1曲を解説してみると、カーラの凄さを改めて思い知った。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 227R.I.P. ラリー・コリエル

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #16 Larry Coryell『The Train and the River』

フュージョン界のゴッドファーザーと言われていたラリー・コリエルが突然死してしまった。筆者の大好きなフィリップ・カテリーンとのデュオアルバムから<The Train and The River>を解説するとともにコリエルの偉業やフュージョンの歴史も解説。

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CD/DVD DisksNo. 208

#1209『Samuel Blaser Quartet/Spring Rain』(2015: Whirlwind Recordings)

本作はフリーミュージックの先駆者ともいえるJimmy Giuffre(ジミー・ジュフリー)へのオマージュ。ジミーに創作意欲を刺激されるミュージシャンは数多いが、このサミュエルの作品もまた、楽器間の縦横無尽なインタープレイを推進したこの先駆者にならうがごとく、多様な音の満ち引きに絡め取られるスリリングな一作だ。

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