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9/07 ECMから9月新譜2作、マーク・ターナーとバール・フィリップス

ECMから9月新譜2作がリリースされた。マーク・ターナーtsとイーサン・アイヴァーソンpのデュオ『Temorarry Kings』(ECM2583)とバール・フィリップスbのソロ『Endto End』(ECM2575)。

ターナーとアイヴァーソンの二人はビリー・ハートdsのカルテット2作で共演済み。収録曲9曲のうち6曲がアイヴァーソンの、2曲がターナーのオリジナルで、1曲のカバーがウォーン・マーシュtsの<ディキシーズ・ジレンマ>というのが注目される。なお、デュオはすでに9月中旬から10月末までツアーが組まれている。

一方のバール・フィリップスはバール本人によると最後のソロ・アルバムで「Journal Violone」の最終楽章ということになる。バールは1968年に初めてソロ・レコーディングを敢行したベーシストとして知られているが、ベース1台で完全な音楽世界を表現することに成功した稀有なミュージシャンとして自他ともに認めるマスターである。なお、このアルバムはCDとLPでリリースされる。

9/07 ECMから9月新譜2作、マーク・ターナーとバール・フィリップス」への1件のフィードバック

  • ECMが制作した『バール・フィリップス/End to End』のTeaserに珍しく、バールとプロデューサーのマンフレート・アイヒャーのスタジオでのやり取りが映像と音声で公開されている。(Teaserはニュース内に掲載)

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