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”稀代の興行師” 鯉沼利成の世界No. 275

”稀代の興行師” 鯉沼利成さんの思い出 #2 「セシル・テイラー」

photo above: Cecil Taylor in NY©Mitsuhiro Sugawara

text & photos by Mitsuhiro Sugawara  菅原光博

1973年5月19日。

セシル・テイラー ユニットの演奏は、まさに衝撃のライヴだった!
フリージャズの旗手だったセシル・テイラーのまるで全速力で疾走するようにピアノを弾きまくるステージのその姿に圧倒された!
フリージャズの爆発する様なエネルギーの熱狂的なライヴを初めて体験した瞬間だった !
NYのジャズ・シーンをオンタイムで日本に招聘したあいミュージックの鯉沼利成氏の存在とジャズに賭けるその熱い情熱を知った一瞬だった !

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菅原光博

1949年、北海道上川郡愛別町生まれ。ワークショツプ写真学校細江英公教室OB。1973年1月よりジャズを中心に、レゲエ、ブルース、ソウル系コンサートを内外で取材開始、雑誌、ジャケット、ポスター等をメデイアとする。著作に、『田川律+菅原光博/ジャマイカの風と光』(1984 音楽の友社刊)、『菅原光博+藤田正/ボブ・マーリー よみがえるレゲエ・レジェンド』(2014 Pヴァイン)。 https://mitsuhiro-sugawara.wixsite.com/photographer

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