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特集『ECM: 私の1枚』

小森 剛『Keith Jarret / Dark Intervals』
『キース・ジャレット/ダーク・インタヴァルス』

ECMから出ているキース・ジャレットの作品は全て所有しています。『Dark Intervals』(ECM1379)は、それほど好きになるきっかけを作ってくれた、人生で初めて手にしたキースの完全即興ライブ作品、そしてはじめて手にしたECMの作品です。

キースをライブ映像などで見る前にこの音源を聴いたので、この作品が録音された空間瞬間を収録されている音から必死に想像して聴いていたのを覚えています。

彼から溢れ出て紡ぎ出されるれる一音一音、絞り出す様な声と足音に心を揺さぶられました。


余談になりますが、私は2023年3月8日にデビューアルバム『I Long To See You』を発売する事になっています。オリジナル曲が中心なのですが、一曲<Shenandoah>という美しいアメリカ民謡を収録しています。これはキースのECMから出ている名盤『The Melody At Night, With You』(ECM1675)で出会い、キースの演奏にインスパイアされて歌った一曲です。


ECM 1379

Keith Jarrett  (Piano)

Recorded April 1987, Suntory Hall, Tokyo
Engineer: Kimio Oikawa
Produced by Manfred Eicher


小森 剛 こもりつよし
シンガーソングライター。1989年11月16日、神奈川県横浜市出身。高校在学中から作詞曲を始める。Rock・Popsバンド、ギターやピアノでの弾き語りなど、様々な演奏活動を経験する。2012年頃からジャズクラブでの活動をはじめる。2018年、ボーカリスト須田晶子、ピアニスト成田祐一と共に『köyubi (こゆび)』を結成。2021年、ピアノ荒武裕一朗とのユニット『止まり木』を結成。2023年3月8日、シンガーソングライターとしてのデビュー作『I Long To See You』をリリース。公式ウェブサイト

 

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