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特集『ECM: 私の1枚』

大沢知之『Ralph Towner / Solstice』
『ラルフ・タウナー/ソルスティス』

Towner のリードとバックが混然一体となった 12 弦ギター、Jan Garbarek のクールで緻 密なサックス、Eberhard Weber の特殊ベースが作る弦の上をスライドする深い音、Jon Christensen の細かなライド・シンバルの軽い煽りが、それぞれが個性をもちながらも 、 Towner 作曲の秀逸な構成とギターの浮き立たせ感が尋常ならざる雰囲気を作り出す稀に見る作品。


ECM 1060

Ralph Towner (12-String Guitar, Classical Guitar, Piano)
Jan Garbarek (Tenor Saxophone, Soprano Saxophone, Flute)
Eberhard Weber (Bass, Cello)
Jon Christensen (Drums, Percussion)

1 Oceanus – 11:04
2 Visitation– 2:36
3 Drifting Petals– 7:01
4 Nimbus– 6:31
5 Winter Solstice– 4:02
6 Piscean Dance– 4:15
7 Red and Black– 1:19
8 Sand (Eberhard Weber) – 4:10
All compositions by Ralph Towner except 8

Recorded December 1974, Arne Bendiksen Studio, Oslo
Produced by Manfred Eicher


大沢 知之 (Tom Ohsawa) おおさわともゆき
Real & True というブランドでコンサートを企画制作する会社 Office Ohsawa の社長。その理念は以下のとおり。
1. 常に世界の動きを視野に入れながらも、独自の視点で音楽及び音楽の周辺芸術領域より Real & True、すなわちホンモノである「光り輝く」ものを選び、紹介し、文化・ 芸術・生活全般に寄与することを目指す。
2. Real & True 「光り輝く」ものとは、それに接した者 の精神と肉体に真の高揚感、躍動感を与え、人間として生きることの幸せや喜びをもたらすもの。ひ いては、健康につながるもの。

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