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Interviews~No. 201

#118 Thomas Morgan/トーマス・モーガン(double bass)

トーマス・モーガン

1981年カリフォルニア州ヘイワードの生まれ。
2003年NYのマンハッタン音楽学校を卒業。ポール・モチアンのバンドを経て菊地雅章と出会い数々のセッションを重ね、影響を受ける。『菊地雅章/サンライズ』を初めECMでの録音も多く、新世代をリードするミュージシャンのひとりと目されている。
2008年に「日野=菊地クインテット」、2012年には「菊地雅章TPTトリオ」で来日、ゲイリー・ピーコックを継ぐ思索的なプレイを披露、強烈な印象を残した。

Interviewed via e-mails by Kenny Inaoka稲岡邦弥 & Masanori Tada 多田雅範, June/July, 2013
Photos by Masao Harada原田正夫(月光茶房)except TM with bass by John Rogers/ECM


♪ ECMとの付き合いは2008年のアバークロンビー4から

Jazz Tokyo:ECMレーベルとのレコーディング・キャリアは2008年の『ジョン・アバークロンビー・カルテット/ウェイト・ティル・ユー・シー・ハー』 から始まっていますが、このレコーディングの経緯から。このカルテットとは以前にも共演の経験が?

Thomas Morgan:レギュラーのマーク・ジョンソンのスケジュールが取れなくなってね。ジョンが代わりのベースを探していたんだ。ジョーイ・バロンdsが僕を推薦してくれて。ヨーロッパのツアーをこなしてからスタジオに入った。

JT:セッションの状況は?今までの録音セッションと変わったところはありましたか?

TM:マンフレート・アイヒャーがサウンドから音楽までかなり積極的にかかわってきたことだね。これは他のプロデューサーでは経験しないことだった。普通なら勘弁して欲しいところだけど、彼の場合は結果としてより良い作品になるところが違う。

JT:ECMのオシシャル・サイトは「優れた若手ベーシスト、トーマス・モーガン(当時28才)の巧みな演奏が(スコット)ラファロ的創意を詳らかにした、と書いています。この“ラファロ的創意”とは何を指していると思いますか?

TM:これは、メロディックな内容ではなく、むしろ、柔軟かつダイナミックな役割を持つベースの楽器としての概念、つまり、ベースの機能とメロディの手の込んだからみを指しているのだと思う。

JT:スコット・ラファロ (b、1936~1961) については良く研究し、何らかの方法で彼のコンセプトを発展させようとしてきましたか?

TM:彼は好きだけど、突っ込んで研究したわけではない。僕の場合、今までの共演者、とくにPooさん(菊地雅章、p)とジェイコブ・サックスから学んだ部分が多いと思う。

註)ジェイコブ・サックス:ミシガン出身のピアニスト。マンハッタン音楽学校卒。1999年度セロニアス・モンク国際ピアノ・コンペティションのファイナリスト。ミンガス・ビッグ・バンド、ポール・モチアン・セプテット、デイヴィッド・ビニー「バランス」などで演奏。

 

♪ ポール・モチアン、菊地雅章との出会い

JT:ECMでの2作目は2009年の『菊地雅章トリオ/サンライズ』でした。菊地やモチアンと演奏するようになったきっかけは?レコーディングまでのふたりとの共演歴は?

TM:モチアンとは2004年のデイヴ・ビニーとのクラブ・デイトで共演した。(モチアンは、それが 40年振りのクラブでの仕事で、最後になるはずだと言っていたと思う)

註)デイヴィッド・ビニー:マイアミ生まれ、南カリフォルニア育ちのサックス奏者。19才の時にNYに移住、フィル・ウッズ、デイヴ・リーブマン、ジョージ・コールマンに就いてサックスを学ぶ。ギル・エヴァンス、マリア・シュナイダーなどのビッグバンドで演奏。

Pooさんとは、2007年に彼が僕の出演しているクラブに来て、自己紹介し、自分のロフトで録音するから付き合ってくれと言われたんだ。その後すぐに彼とのセッションが始まって、今も続いているというわけさ。マイケル・アティアスasやトッド・ニューフェルトg、RJミラーdsとかいろんなミュージシャンが出入りして、デュオやトリオ、ラージ・グループといろいろなセッティングで演奏した。

JT:そして、日野=菊地クインテットで『カウンター・カレント』の録音に展開していくわけですね。

TM:録音は、2007年の6月。あの録音はPooさんのロフトでのさまざまなセッションの成果といえる。録音した楽曲はすべてロフトでのセッションのインプロヴィゼーションをマイケル・アティアスが採譜したものなんだ。翌2008年にはモチアンのいくつかのグループで演奏を始めた。そのひとつがPooさんが参加した「Trio 2000 plus one」だ。

)『日野=菊地クインテット/カウンター・カレント』(SONY/2007):第3次日野=菊地クインテットは、日野皓正tp、菊地雅章p、マイケル・アティアスas、トーマス・モーガンb、ポール・モチアンds。
註)『ポール・モチアンTrio 2000+Two/オン・ブロードウェイ Vol.5』(WinterWinter/2008):
ローレン・スティルマンas、トーマス・モーガンb、ポール・モチアンds+マイケル・アティアスas,bs、菊地雅章p

 

JT:菊地の『サンライズ』セッションはスムーズに進行しましたか?

TM:スムーズに行ったと思う。われわれがブレイク中にマンフレートとジェイムズ・ファーバーがミックスに取り組んで、2日目が終わる頃にはもうアルバムの完成に近い上がりになっていた。ところが、その直後にPooさんが音楽の流れに懸念を示し、アルバムは一時お蔵になりかけていた。モチアンがアルバムに陽の目を見させたいという一念でシークエンス(曲順)を組み直し、やっとPooさんの納得が得られたという経緯がある。

JT:菊地とモチアンの音楽上の関係はとても緊密で、どこか特別なものがあると思います。そういう関係のふたりと世界を容易にまたうまく共有できたと思いますか?

TM:そうだね、彼らの関係はじつに特別なものがあると思う。僕が彼らとうまくやれたかどうか自分では判断できかねるけど、とくにヴァンガードでのセッションでは3者の間に特別な瞬間が何度かあった。録音でのダイナミックは抑えられているね。Pooと僕はひとつのブースの中で接近した位置にあり、モチアンは別のブースに入っていた。だけど、そんな時でもPooはヘッドフォンを使わないんだ。彼らはお互いを熟知し合っていたので、お互いを聴け合えなくてもいい演奏ができるんだ。

JT:ECMのオフィシャル・サイトには“禅ベーシスト、トーマス・モーガン”と書かれている。禅を信奉しているのですか?それとも醸し出される雰囲気を伝えようとしたのでしょうか?

TM:僕は無宗教だけど、禅にはとても憧れているんだ。

JT:ところで、菊地の演奏に何か日本的なものを感じますか?

TM:そう思うね。リズムやフレージングにね。

♪ テイボーン・トリオとスタンコのNYカルテットは続けて録音された

JT:ECMの3作目『クレイグ・テイボーン・トリオ/チャンツ』と4作目『トマシュ・スタンコ NYカルテット/ヴィスワヴァ』はともに2012年6月に録音されていますが、どちらが先に録音されたのですか? 両者の間隔は?

TM:トマシュが最初で、トマシュの録音が終わった翌日からクレイグのセッションが始まった。

JT:ECMによると、クレイグとはマンハッタン音楽学校(MSM)の10代の学生の頃からの仲間とのことですが、MSMではどういう関係だったのですか?

TM:クレイグとデイヴ・ビニーのバンドで初めて共演したのは僕がMSMの上級の時だった。デイヴのバンドはヴィレッジの55 Barに隔週でレギュラー出演してたんだ。毎回メンバーを変えてワークショップとしてスタートしたんだけど、最後にはワーキング・バンドとして固まった。僕は初期の頃からのメンバーで、2年後にクレイグが入って来て知り合ったんだ。

JT:クレイグは、「ベーシストがトーマスでなかったら『Chants』の特別な演奏はできなかった」と発言している。彼の言う特別な演奏を可能にしたのは何だったと思いますか?また、どのようにして彼の音楽的要望に応えたと考えますか?

TM:あの音楽はリズムが多層的に組まれていて、気を入れていく必要があった。クレイグはすべてを “正しく” 演奏することの重要性に余りポイントを置いてなかったんだが、音楽それ自体がそのことを要求しており、絡みを要求しているように思えた。うまく絡み合いながら同時に展開していく能力が、クレイグの音楽が要求していたものだと思う。

JT:ポーランド出身のトランペッター、トマシュ・スタンコと知り合ったきっかけは?共演する前から彼を聴いていたのですか?

TM:2009年にクレイグ、ジム・ブラックdsと僕が加わったカルテットで1度だけコンサートをやったことがあった。クレイグが僕をトマシュに推薦したんだと思う。当時、僕はトマシュも彼の音楽も知らなかった。

JT:スタジオに入る前に一緒に演奏したのですか?

TM:クレイグ、ジェラルド(クリーヴァーds)、ジム・ブラック、クリス・ポッターと僕らはいろんな組合わせで演奏していた。だけどレコーディングの前にあのカルテットで演奏したことはなかった。

JT:ECMによると、あのアルバムで演奏した楽曲はポーランドの詩人で、エッセイスト、ノーベル文学賞も受賞したヴィスワヴァ・シンボルスカ女史の詩にインスパイアされて書いたということですが(アルバム・タイトルは彼女の名前 “ヴィスワヴァ” に因んでいる)、彼女は2012年に他界しています。あなたも彼女の詩を読んでインスパイアされていたのでしょうか?

TM:残念ながら彼女の詩を読んだことはなかった。

註)ヴィスワヴァ・シンボルスカ(Wisława Szymborska):1923年7月2日~2012年2月1日)はポーランドの詩人、随筆家、翻訳家。1996年のノーベル文学賞他様々な賞を受賞。「詩歌のモーツァルト」と評されていた。

JT:キューバ出身のピアニスト、David Virelles(ダヴィ・ヴィレージェス)は気に入りましたか?彼とは以前からの知合いでしたか?

TM:うん、彼のトリオで一度演奏したことがあった。このカルテットでの録音が実現したことでヴィレージェスを深く知ることができてとても嬉しい。彼のピアノは音色も素晴らしく、ふたりでいろいろな即興の可能性があると感じている。

JT:あのアルバムは結果として2枚組になったのですか?それとも最初からトマシュが2枚組を計画していたのですか?

TM:どうだろう?セッションが終わるまで何も聞いてなかったから。

JT:1942年生まれのトマシュにダブル・アルバムを一気に録音するのはかなり大変だったと思います。録音にかかった時間は?うまく進行したのですか?

TM:2日目の終わり頃にはトマシュはさすがに疲れていたようだ。だけど、僕らに合わせてよく頑張ったと思う。

♪ ECM5作目のグイディはレンタル・ベースで....

JT:ECMでの最新作は、2012年12月録音の『ジョヴァンニ・グイディ/シティ・オブ・ブロークン・ドリーム』になるわけですが、ジョヴァンニを知ったきっかけは?以前にも共演の経験はありましたか?

TM:録音はスイスのルガーノだった。イタリア語圏なんだけどね。ジョヴァンニはCDを通して僕の演奏を知って、CAM Jazzの録音に誘ってきたんだ。彼のクインテットで何度かツアーにも出たことがあった。

註)『Giovanni Guidi/We don’t live here anymore!』(CAM Jazz/2011)
Giovanni Guidi(p) Gianluca Petrella(tb) Michael Blake(ts) Thomas Morgan(b) Gerald Cleaver(ds)

 

 

JT:NYの喧噪を離れたルガーノのような静かな環境は精神的に、ひいては演奏にも影響してきますか?

TM:とくに意識はしていないけど、そういうことは言えるかも知れない。ルガーノでは、大きなコンサートホールで録音したんだ。暖かいサウンドだった。そんなこともリラックスできた要因になっているかも知れないね。

JT:JazzTokyo #186の『トーマス・モーガンECM録音聴き比べ』 で知ったのですが、ジョヴァンニの録音ではレンタル・ベースで演奏していますね。借り物の楽器だとやはりどこか違和感がありますか?

TM:僕は基本的にはロードに出るときはいつも借り物のベースを使うことにしているから順応することには慣れているつもりだ。だけど、レコーディングになるとさすがに意識するね。正直なところ、あの楽器は音は良かったのだけど、弦の位置が低過ぎて充分なダイナミック・レンジが得られなかったきらいがある。

♪ 14才の時にジャズとダブルベースに出会って虜に...

JT:ところで。音楽的な家庭に生まれたのですか?

TM:そうだね。両親や妹、親類もそれぞれ趣味で何種類かの楽器を演奏していた。ほとんどクラシックだけど。母親はピアノでブロードウェイのヒット曲も演奏していたね。

JT:音楽に興味を示したのはいつ、どんな音楽でしたか?

TM:7才の時にユース・オーケストラでチェロを始めた。だんだん興味が薄れて行ったんだけど、とにかく15才までは演奏を続けていたよ。それから、ギター、ベース・ギターと続いて。14才の時にジャズとダブルベースに出会って虜になってしまった。

JT:NYへはいつ移住して来たのですか?

TM:カリフォルニアで良くギグを重ねていたケニー・シャンカーというサックス奏者がいてね、今でも親しくしてるんだけど。彼は僕のひとつ年上でNYのマンハッタン音楽学校(MSM)に入学した。僕も翌年、卒業を待って彼の推薦でMSMへ入学するためにNYへ移住したというわけだ。

JT:「NYダウンタウン・ジャズ・シーン」というのは今でも存在すると思いますか?

TM:最近では余りピンと来ないね。NYのダウンタウン・ジャズ・シーンというとニッティング・ファクトリーを思い出すけど、かつての影響力はないしね。現在では、ザ・ストーン(ジョン・ゾーンが運営)やブルックリンのいくつかのクラブのようにミュージシャン自身が運営するスペース同士の連携の方が意味があると思う。

JT:ウィリアム・パーカーbやティム・バーンsaxはその主役を担っていると言えると思いますか?

TM:そう言えると思う。

JT:現在、レギュラーやセミ・レギュラーで演奏しているグループはいくつ位?

TM:10指に余ると思う。

JT:リーダー・アルバムの制作をオファーされたらどんなアルバムを作りたいですか?

TM:コペンハーゲンで Kresten Osgood のためにソロ・ベースを録音してきたところだ。グループについてもいろいろ考え始めてはいるんだ。

JT:ソロの演奏はどうですか?

TM:興味はある。いい意味で挑戦すべきことだろうね。ベースという楽器はサステインが充分でないのでテクスチュアに思い通りの変化をつけるのがとても難しいんだ。アルコを使うという手もあるけど現状では余り得意とはいえないね。アコースティックの良い環境だったら少しは助けになるかも知れない。ソロだと共演者からその場でフィードバックをもらえないというハンデもある。でもソロ演奏のことを追求していると他のコンテクストのためにもなるだろうね。

JT:マクロビオティック(長寿法といわれる食餌療法の一種)を実践してるようですが、動機は?

TM:8年前にヴァーモント州の田舎で1週間にわたるマクロビオティックの会議があって、友達とそこで演奏することになった。そこで食べた食事がとても僕にフィットしたので、帰ってから自分で玄米やみそ汁などの調理法を勉強したんだ。数週間のうちに体調がぐんぐん良くなって今までの食事を身体が受け付けなくなってしまったんだ。それ以来、マクロビオティックを思想も含めていろいろ追求している。

JT:音楽以外に何か趣味は?

TM:日本語の勉強とコンピュータのプログラミングに手を出しつつあり。

JT:もしアイドルがいれば...。

TM:アイドルという言葉は使えないけど、憧れているミュージシャンならたくさんいる。今は作曲家のリチャード・ロジャースにどっぷり。音楽以外では、フリーソフトウエア運動の創始者リチャード・ストールマン(1953~)だね。

JT:夢を語ってもらえますか?

TM:僕をインスパイアしてくれる人たちといつでも演奏していれば幸せだ。それ以上のことは望めない。

JT:今秋にはヤコブ・ブロg、ジョーイ・バロンdsのトリオでのECM録音が予定されているようで、楽しみにしています。

 

♪ ECMウォッチャーであり、NYダウンタウン・ジャズシーン・ウォッチャーを自認する多田雅範さんの質問に答えて

多田雅範:日野=菊地クインテットのCD『カウンター・カレント』(SONY) についてはどう思っていますか? このセッションから多くを学べたと考えていますか?

トーマス・モーガン:エキサイティングなセッションだった。この音楽と演奏のやり方についてはすでに試行錯誤を繰り返していたし、何と言っても理想的なドラマーのポール・モチアンとの最初のセッションでもあったしね。ポールは何でも自由にやらせてくれたから。日野さんに会えたのも感激だった。僕がジャズを聴き始めたり、演奏し始めた頃に友達が日野さんのレコードを何枚も紹介してくれたんだ。一緒にセッションをやってみて彼が素晴らしくオープンであることに感動したね。

MT:Pooさん(菊地雅章)の音楽的特徴をどう捉えていますか?

TM:彼がピアノに向かう時はいつでもまったく新しい自分を見付けだそうとしているように思う。彼の演奏はもっとも純粋な即興と言えると思う。つまり、1分1秒と言わず次に紡がれる音をまったく予測することができないんだ。それは冒険そのものであり、音を傾聴し、緊張感を非常に精密にコントロールしているからできることなんだ。彼は崇高ともいえるほど美しいテクスチュアを紡ぎながら、それを一瞬の内にぶち壊すことも厭わない。73才にもなってまだ成長を続けている。彼と演奏することは学ぶことでもある。

MT:クリス・スピードとのグループをどのように展開していくつもりですか?

TM:どのグループのことだい?

MT:Pooさんからクリスを入れたグループについて聞いたことがあります

TM:一度だけ、3人で演奏したことがある。そういえばしばらくPooさんからクリスのことを聞いていないなあ。

MT:サラ・セルパとのレコーディングの予定はありますか?

TM:彼女とは何度かギグしたけど、今のところレコーディングの予定はない。

MT:橋爪亮督(sax)、橋本 学(drums)、市野元彦(guitar)を知っていますか?

TM:残念ながら良く知らないな...。

MT:日本の女子ポップ・グループの「AKB48」や「ももいろクローバーZ」を知っていますか?

TM:日本のシティ・ポップの中には好きなものもあるけど、彼女らについては知らないな。

MT:今、聴くべき、あるいはあなたが推薦するCDを10作挙げてもらえますか?

TM:僕のフェイヴァリットだけど君が聴く機会が少ないだろうと思われるCDを選んでみるよ;

Ray Brown/Something for Lester
Nikhil Banerjee/Manomanjari Berkeley 1968
Joao Gilberto/Joao Gilberto en Mexico
The Supremes/Love Child
Joseph Spence/The Complete Folkway Recordings 1958
Aki Takahashi/Piano Space
Christian Wolff/10 Exercises
Mabel Mercer/The Art Of Mabel Mercer
Bea Lillie/The unique! The incomparable!
Original Cast Recording/Allegro

* 関連リンク
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http://www.jazztokyo.com/five/five1000.html
http://www.jazztokyo.com/five/five879.html
http://www.jazztokyo.com/live_report/report448.html
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http://www.jazztokyo.com/newdisc/558/hino_kikuchi.html
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http://www.jazztokyo.com/five/five886.html


初出:JazzTokyo #188  (2013.7.28)

稲岡邦彌

稲岡邦彌 Kenny Inaoka 兵庫県伊丹市生まれ。1967年早大政経卒。2004年創刊以来Jazz Tokyo編集長。音楽プロデューサーとして「Nadja 21」レーベル主宰。著書に『新版 ECMの真実』(カンパニー社)、編著に『増補改訂版 ECM catalog』(東京キララ社)『及川公生のサウンド・レシピ』(ユニコム)、共著に『ジャズCDの名盤』(文春新書)。2021年度「日本ジャズ音楽協会」会長賞受賞。

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