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このパフォーマンス2019(海外編)No. 261

#07 LA FAMILIA LÓPEZ-NUSSA: ラ・ファミリア・ロペス・ヌッサ

2019年10月4日 ブルーノート東京

text by Yoko Takemura 竹村洋子
photo: Blue Note Tokyo提供

Harold López-Nussa(p,key) アロルド・ロペス・ヌッサ(ピアノ、キーボード)
Ruy Adrián López-Nussa(ds) ルイ・アドリアン・ロペス・ヌッサ(ドラムス)
Ruy López-Nussa(ds) ルイ・ロペス・ヌッサ(ドラムス)
Ernán López-Nussa℗ エルナン・ロペス・ヌッサ(ピアノ)
Mayquel González(tp) マイケル・ゴンザレス(トランペット)
Julio Cesar González(b) フリオ・セサール・ゴンザレス(ベース)

“これまでにない新しい形のジャズ、一見に値する”という触れ込みで来日した『ラ・ファミリア・ロペス・ヌッサ』親子、兄弟、幼馴染みで構成されたキューバン・ジャズ・グループ。既に来日経験のあるアロルドと、キューバン・ジャズの重鎮エルナンの2人のピアノに加え、ルイ・ロペス(アロルドの父)とルイ・アドリアン・ロペスの2人のドラム。マイケル・ゴンザレスのトランペットにフリオ・セサール・ゴンザレスのベース。ファミリーならではの息の合ったパーフォーマンス。エルナンとアロルドのピアノの素晴らしく躍動感溢れる連弾、ルイとルイ・アドリアンのドラムの掛け合いも見事だったが、何よりもエルナンとルイ・ロペスが若い世代をサポートしていたのが微笑ましく、メンバー全員が一体となって熱い演奏を繰り広げ、観客の興奮に満ちたステージだった。

竹村洋子

竹村 洋子 Yoko Takemura 桑沢デザイン専修学校卒業後、ファッション・マーケティングの仕事に携わる。1996年より、NY、シカゴ、デトロイト、カンザス・シティを中心にアメリカのローカル・ジャズミュージシャン達と交流を深め、現在に至る。主として ミュージシャン間のコーディネーション、プロモーションを行う。Kansas City Jazz Ambassador 会員。KAWADE夢ムック『チャーリー・パーカー~モダン・ジャズの創造主』(2014)に寄稿。Kansas City Jazz Ambassador 誌『JAM』に2016年から不定期に寄稿。

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