9/04, 05 beuys on/off Sounds of Eurasia presents: Playing Beuys’s Records
現代美術家・彫刻家としてだけではなく、教育者、社会活動家としても多岐に亘る活動で知られたヨーゼフ・ボイスの生誕100年・没後35年にあたる今年、各地で展示会や様々なプロジェクトが行われている。
ゲーテ・インスティトゥート東京では、ボイス生誕100年記念プロジェクト beuys on/off が現在進行中だ。beuys on/off は2つの主要なコンテンツ「自由国際大学 2.0 (FIU 2.0) 」と「サウンド・オブ・ユーラシア」で構成されている。
詳細:https://www.goethe.de/ins/jp/ja/kul/sup/boo.html
そのひとつ「サウンド・オブ・ユーラシア」はヨーゼフ・ボイスのレコードを通してヨーロッパからアジアへとアーティスト・ネットワークの構築を試みるプロジェクト。dj sniff が簡単なインストラクションを付けたレコード盤をアジアの音楽家に送り、そこで録音されたメッセージが「レコードの手紙」となり、様々な音楽家を経由して日本に返ってくる。それらは、beuys on/offホームページ上で音と映像とともに記録され、その軌跡はいずれ実現する対面でのコラボレーションのための青写真になるという(→リンク)。dj sniff はまた、ノルトライン=ヴェストファーレン州による企画「beuys2021」の中で、ポッドキャスト「sounds of eurasia – constructing a network through beuys/voice mail」を発表している(→リンク)。
9月4日と5日には、「プレイング・ボイスズ・レコーズ」と題した公演が開催される。巻上公一、大城真、岡千穂、dj sniffが、ヨーゼフ・ボイスのレコードをきっかけに音楽的な対話する。このパフォーマンスの映像はレコードとともに「スコア」として将来的にネットワークのアーティストたちに届けられ、そこでまた新しいメンバーとともに形を変えつつ上演されることを目指しているという。また、この作品のために集められたボイスのレコードはゲーテ・インスティトゥート東京にアーカイブされる予定だ。
日時:9月4日(土)19:00 / 5日(日)16:00
場所:ゲーテ・インスティトゥート東京
住所:東京都港区赤坂7-5-56
電話:03-3584-3201
出演:巻上公一、大城真、岡千穂、dj sniff
チケット:2.000円 前売はPeatix: https://playingbeuysrecords.peatix.com/
詳細:https://www.goethe.de/ins/jp/ja/sta/tok/ver.cfm?fuseaction=events.detail&event_id=22293333