NoBusinessから姜泰煥+高田みどり、サム・リヴァース、サニー・マレイ他新譜続々
リトアニア唯一のジャズ・レーベルとして確固たる人気を誇るNoBusiness Recordsから注目すべきアルバム(一部はCDの他にLPも同時発売)が一挙に8タイトルがリリースされた。
アーカイヴ盤としては、日本のChapChap Musicとのコラボ作品である『姜泰煥+高田みどり/永遠の刹那』(CD+LP)、『サム・リヴァース・トリオ/エマネイション』(CDのみ)、『サニー・マレイ・トリオ/ホームワーク』(CD+LP)、『ジョニー・ディアニ・トリオ(ディテイル)/デイ・トゥ』(CD) の4タイトル。
新録は、『The Attic/Summer Bummer』(CD)、『Albert Beger Quartet/The Gate』(CD+LP),『Whit Dickey+Kirk Knuffke÷Drone Dream』(CD+LP)、『Jan Maksimowicz+Dmitriji Golovanov/Thousand Seconds of Our Life』(CD+LP)の4タイトル。
姜泰煥と高田みどりのデュオは1995年、防府市カフェ・アモレスでのライヴ録音。姜と高田に佐藤允彦が加わったトン・クラミによる『Prophecy of Nue:予言する鵺』を2017年にリリースしている。サム・リヴァースはセシル・マクビー(b)とノーマン・コナーズ(ds)のトリオで1971年、ボストンのジャズ・ワークショップでのライヴ録音。サムはテナーの他に、ソプラノサックス、フルート、ピアノを演奏している。サニー・マレイは、1994年、フィラデルフィアでの録音で、ボブ・ディッキー(b)、 ロバート・アンドレアーノ(g)とのトリオ。ヅティーヴ・レイシーの伝説的名盤『森と動物園』(ESP, 1967)でも記憶されるベーシストのジョニー・ディアニは、フローデ・イェーシュタード(sax)とジョン・スティーヴンス(ds) トリオで、1982年、ノルウェーでのスタジオ録音。
The Atticはサックス奏者ロドリーゴ・アマドのトリオによる2018年SummerBummerフェス(アントワープ)でのライヴ録音、アルバート・ベガー・カルテットは2017年イスラエルでのスタジオ録音、ウィット・ディッキー(ds)とカーク・ナフケ(tp) のデュオによる『Drone Dream』は2018年NYブルックリンでのスタジオ録音、ヤン・マクシモヴィッツ(ss)とディミトリ・ゴロヴァノフ(p)のデュオは2018年リトアニアのスタジオ録音。
詳細はNoBusinessRecordsのオフィシャル・サイトを参照;
http://nobusinessrecords.com/
*『姜泰煥+高田みどり/永遠の刹那』(CD+LP)は、防府市のChapChapMusicから入手可能;
https://www.chapchap-music.com/no-business-chap-chap-series-2-16%E6%9B%B4%E6%96%B0/