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ジェームズ・ブランドン・ルイス 「最優秀アーチスト」「最優秀テナーサックス奏者」等躍進
米「ダウンビート」国際批評家投票2025

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米「ダウンビート」誌8月号で発表される「国際批評家投票 (Critics Poll) 2025」で、アフリカ系アメリカ人のサックス奏者ジェームズ・ブランドン・ルイスが「最優秀アーチスト (Artist of the Year)」「最優秀テナーサックス奏者」の2冠に選出され、2024年度にリリースされた新譜3作がすべて「最優秀アルバム (Album of the Year)」のベスト20にランクインするなどの躍進を見せた。
ジェームズ・ブランドン・ルイスは、2023年にはテナーサックスで「ライジング・スター賞」(最優秀新人賞)と「最優秀グループ賞」に選出されている。また、2024年度には「最優秀アーチスト賞」に選出されており、2年連続の選出となった。ベスト20にランクインした新譜3作は、​​トリオでの『アップル・コアーズ』(ANTI)、ザ・メスセティックス・アンド・ジェイムズ・ブランドン・ルイス (Impulse/Verve) 、そしてカルテットでの『トランスフィギュレーション』(INTAKT)。​​
ルイスは、1983年NY州バッファローの生まれ。2006年ハワード大卒。牧師の父親の影響でゴスペルに特化。2010年カリフォルニア芸術院で芸術修士の学位を修得。2012年NYに移住しジャズに転向、2014年『ディヴァイン・トラヴェルズ』でアルバム・デビュー。
アンソニー・ブラクストンとティト・プエンテが「ホール・オブ・フェイム」(名声の殿堂)入り。
「最優秀アルバム」は、パトリシア・ブレナンの『ブレイキング・ストレッチ』(Pyroclastic)。バンドはパトリシアのほかマーカス・ギルモア(Marcus Gilmore, ds)、キム・キャス(Kim Cass, b)、マウリシオ・エレーラ(Mauricio Herrera, perc)、ジョン・イラバゴン(Jon Irabagon, as)、マーク・シム(Mark Shim, ts)、アダム・オファーリル(Adam O’Farrill, tr)の7人編成​​。​​ヴィブラフォンという楽器のイメージを覆しただけではなく、カオスぎりぎりまで果敢に攻めジャズというジャンルそのものを前進させる姿勢が高く評価された。
今年は、251名の批評家が62のカテゴリーにわたり約4000項目(アーティスト、グループ、アルバム)を対象に投票を行った。


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