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10/07 ヴォルフガング・サンドナー著『キース・ジャレットの真実』刊行

邦訳が待望されていたヴォルフガング・サンドナー著『キース・ジャレットの真実』(原題『Keith Jarrett Eine Biographie 』2015 Rowohlt Berlin刊)が、キース・ジャレット生誕80周年、『ケルン・コンサート』50周年の今年、10月7日 DU Booksから刊行される。

2020年、英語版を翻訳・刊行したキースの末弟(5男・ピアニスト在独)クリスの協力を得て、ジャレット家の出自の詳細やキースの性格やひいては音楽性にまで影響を及ぼしたと思われる両親の離婚がもたらした幼少時代の苦難の生活のありさまが写真とともに明らかにされる。著者のサンドナー博士は1942年、旧チェコスロヴァキアのオセックに生まれ、1947年フランクフルト・アム・マインに移住、同地で音楽学を修得、音楽学者としての知識と経験を駆使してキース・ジャレットの音楽の秘密を解き明かした。
邦訳(稲岡邦彌訳)では、原著以降の活動記録やディスコグラフィーがアップデートされ、現時点では最新のものになっている。

『キース・ジャレットの真実〜ジャズピアノの歴史を変えた即興演奏とその人生』
 A5 版・並製・352ページ。定価:本体2800円+税。インデックス付。

版元サイト:
https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK378?srsltid=AfmBOor5mPhsr0kF4fqV3rMgl7KqJRAdbEa2Um-0xnCg2Cqmomhd-cJI

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