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12/06 八木美知依 TALON 〜 Hyper-Koto Ensemble

ハイパー箏奏者として「箏」の可能性を追求し、邦楽という領域に留まらず多方面の音楽家と共演、高い評価を得ている八木美知依が、自身の箏アンサンブル「 Talon」でライヴを行う。

八木は1993年に沢井忠男・一惠門下生によって結成された箏カルテット「KOTO VOLTEX」のメンバーとして活動。その1st アルバム『KOTO VORTEX 1: Works by Hiroshi Yoshimura』(1994年)は吉村弘作品だった。1990年代半ば「KOTO VOLTEX」でも活動した八木だが、2001年には若手箏奏者によるアンサンブル「Paulownia Crush」との佐藤允彦作品を取り上げた『ゆらる』(BAJ Records) をリリースしている。

その活動の延長線上にある「Talon」での初ライヴは2018年、公園通りクラシックスに於いてだった。ちなみに Talon には猛禽類の爪という意味がある。「Talon」は藤倉大がアーティスティック・ディレクターを務めるボンクリ・フェスにも3回出演するなど継続的に活動、これまでカール・ストーンの作品を演奏したり、アライヴ・ペインティングの中山晃子との共演も行ってきた。今回のライヴでは、八木が新たに書き下ろした7曲を含む全てオリジナル曲によるプログラム。音程が狂いやすい箏の微妙なピッチの「ずれ」をあえて生かし、多弦楽器である箏の特性ともいえるノイズを含む共鳴音から生まれる「うねり」に焦点を当てた作品群だという。自身と向き合いながら独自のアプローチで箏アンサンブルの可能性を探求してきたハイパー箏奏者ならではの、多彩な音楽要素が融合したサウンドが展開されるに違いない。

なお、来年「Talon」のアルバムがリリースされるとのこと。


MICHIYO YAGI TALON 〜 Hyper-Koto Ensemble Vol. 6

日時:12月6日(土)開場13:30、開演14:00
会場: 新宿ピットイン

出演:MICHIYO YAGI TALON
八木美知依(エレクトリック二十一絃箏、歌)、磯貝真紀(二十一絃箏、十七絃箏、歌)、高橋弘子(エレクトリック十八絃箏、歌)、奥野楽(箏、十七絃箏、歌)

料金:前売り3500円、当日4000円(税込+ドリンク代)
電話予約: 03-3354-2024
予約フォーム:
http://pit-inn.com/artist_live_info/michiyo-yagi-talon/ 

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