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イクエ・モリさん 2022年度「マッカーサー賞」受賞
エレクトロニック音楽の作曲と演奏に対して

10月15日のマッカーサー基金の発表によると、NY在住のミュージシャン イクエ・モリ
(本名:森 郁恵 。1953年12月17日、東京生まれ)さんが、2022年度のマッカーサー賞の受賞者25名のひとりに選出された。

マッカーサー賞(MacArthur Fellows Program)は通称「ジニアス・アウォード」(天才賞)とも言われ、さまざまなジャンルで独創的な成果を挙げた(極めて創造力に富み啓発力のある)人物に対し、さらなるキャリア・アップを図るために授与されるフェローシップ(特別研究費)で、5年間にわたって合計6o万ドル有余(邦貨約9千万円)が支給される。今年度の受賞者25名のうちミュージシャンはイクエ・モリさんとジャズ・チェリストのトミカ・リード(Tomeka Reid)、ロック・ミュージシャンのマーサ・ゴンザレス (Martha Gonzalez)の3人。
イクエ・モリさんは77年に渡米、まもなくパンク系ドラマーとしてNYデビュー、その後、Macを使ったエレクトロ・ミュージックの作曲・演奏家、映像作家に転身。今回の受賞対象は「パーカッションを中心としたエレクトロニック・ミュージックの開発」。
近年の演奏は、藤井郷子や田村夏樹との共演CDを通じて聴くことができるが、今年 (2022) 帰国、巻上公一や田村夏樹、藤井郷子らと共演している。彼女との最新のインタヴューには、JazzTokyoが帰国直後にメールを通じて試みたものがある。

♫ インタヴュー
https://jazztokyo.org/interviews/post-78760/
♫ CDレヴュー
https://jazztokyo.org/features/my-pick/my-pick-2017/disc-2017-local/post-23297/


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