『仙台ジャズ物語〜楽都仙台と日本のジャズ史』刊行
岡本勝寿氏による楽都仙台を中心とする日本のジャズ史を著わした「仙台ジャズ物語〜楽都仙台と日本のジャズ史」が金港堂から出版された。
岡本氏はかねてより仙台を来訪したルイ・アームストロングやセロニアス・モンク、マイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンスなどの来日ミュージシャンや原信夫、阿部薫などの仙台での活動に加え、地元のレコード店、ジャズ喫茶などの資料を集め展示会などを開催、広く公開してきた。今回出版された著書はそれらの資料を中心に新たに取材した記事を加えたもので、明治、大正、昭和を通じ「楽都仙台」に視座を据えた日本のジャズ史を辿る貴重なもの。
内容は下記の5つのパートと資料篇から構成されている。
PART1 劇場文化と仙台の発展
PART2 戦後仙台のジャズ
PART3 ジャズの街仙台
PART4 ジャズフェスティバル
PART5 ジャズ・ジャイアント・イン・センダイ(エピソード篇)」
資料編
価格は1500縁+税でネット書店を通じて入手可能。
地域発のジャズ書には「日本のジャズは横浜から始まった」がある。