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11/17~ 映画『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』公開
ベスト・アルバム 『ソングス・オン・HARGROVE』同時発売

10代でプロ・デビューし、ジャズの伝統を受け継ぐ正統派プレイで、瞬く間にシーンの寵児となったトランペット奏者、ロイ・ハーグローヴ。プロジェクト「RHファクター」を通じ同世代のR&B/ヒップホップのアーティストとも交流し、“ネオソウル”と呼ばれた新しいブラック・ミュージックの潮流の創出に貢献した事実は記憶に新しい。この映画は2018年11月、病により急逝したロイの毎年のように訪日していた2018年3月3日の最後の日本公演をも含む最後の1年間を中心に編集されたドキュメンタリー。彼の最後の日々の貴重な映像だけでなく、ソニー・ロリンズ、ハービー・ハンコック、ウィントン・マルサリス、クリスチャン・マクブライド、エリカ・バドゥーなどのアイコンたちによりロイとの貴重な思い出が語られ、一人の男性の人生を描いているだけでなく、アメリカの歴史を通してジャズ音楽と文化が果たした複雑な役割を明らかにした内容となっている。

原題:HARGROVE
邦題:『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』
監督:エリアン・アンリ
2022年/アメリカ/107分
オフィシャル・サイト
https://lnk.to/hargrove-movie
なお、劇中に登場する楽曲を中心にセレクトしたサウンドトラック的ベスト・アルバム『ソングス・オン・HARGROVE』が11月8日にリリースの予定。

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