[TV] 4/7-14 情熱大陸 挾間美帆(ジャズ作曲家)
Text by Hideo Kanno 神野秀雄
「情熱大陸」
ジャズ作曲家・挾間美帆
2024年4月7日(日) 23:00-23:30 MBS、TBS系列
MBS 番組公式ウェブサイト
TVerでも1週間配信予定
挾間美帆はニューヨークを拠点に、アメリカでヨーロッパで日本で活躍する”ジャズ作曲家。東京出身、青森育ち、国立音楽大学作曲科を経て、マンハッタン音楽大学大学院でジム・マクニーリーに師事。2012年に『Journey to Journey』でジャズ作曲家としてデビュー。
2020年にサードアルバム『Dancer in Nowhere』でグラミー賞 最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル部門にノミネート。2023年秋に『Beyond Orbits』をEditions Records/ユニバーサルミュージックよりリリース、第36回ミュージック・ペンクラブ音楽賞でもポピュラー部門の最優秀作品賞を受賞している。
デンマーク放送ビッグバンドの首席指揮者、オランダ・メトロポール・オーケストラの常任客演指揮者、「Neo-Symphonic Jazz at 芸劇」の音楽監督を務め、2024年はマリア・シュナイダーを招聘する。詳細はこちら。
「The Jazz Gallery」から委嘱された新曲の制作から2024年3月28日〜29日公演までの流れも軸にその現場を追う。
「情熱大陸」では、以前より、小曽根 真、上原ひろみ、山中千尋などのジャズピアニスト、藤田真央、亀井聖也(ECMアーティストでもある児玉 桃もカールスルーエ音楽大学教授として登場)などクラシックピアニストがよく取り上げられて来たが、作曲家が取り上げられるのは極めて稀なことだ。
【番組公式ウェブサイトより】
いま最もグラミー賞に近い作曲家! “人間の力を信じて” 新作誕生の瞬間
2024年1月。挾間は新作づくりに取り掛かった。活動拠点であるニューヨークの最も前衛的なジャズクラブからの委嘱でパンデミックの記憶を表現する。ブラジルの有名シンガーソングライターを迎え、6人の小編成。自らピアノも演奏する新しいことづくしの挑戦だ。作曲中は外との接触を絶って部屋に篭もり、自分の頭に浮かぶ音だけにひたすら集中する日々。しかし本人も自認するほど、とにかく”閃かない”。1日考えて収穫ゼロも多々だ。番組では、新作誕生の貴重な瞬間に密着。熱狂渦巻く3月28日の初披露ライブもたっぷりとお届けする。
Miho Hazama: From Life Comes Beauty feat. Immanuel Wilkins MUSIC VIDEO
0322_C#_minor by 坂本龍一
「東京JAZZ 2023 NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」 挾間美帆プロデュース・指揮
【参考記事】
ノースシー・ジャズ・フェスティヴァル2019〜メトロポール・オーケストラ 挾間美帆、リズ・ライト、べッカ・スティーヴンズ、カミラ・メサ
挾間美帆、テオ・ブレックマン、WDRビッグバンド ストリーミング (2018)
「挾間美帆 Neo-Symphonic Jazz 芸劇 2020」 by 悠 雅彦
『Miho Hazama feat. Danish Radio Big Band / Imaginary Visions』
『挾間美帆 +メトロポール・オーケストラ・ビッグバンド / ザ・モンク:ライヴ・アット・ビムハウス』