Jazz and Far Beyond
ソニー・シモンズは大胆不敵な広大な空間の探求者であり、その空間に内在するリズムの可能性を熟知していた。
バート・ウィルソンは、ソニー・シモンズこそコルトレーン亡き後、彼の衣鉢を継ぐべき人であった、と固く信じていた。
ソニー・シモンズはサックス奏者として知られているが、ソニー自身は最初の楽器、イングリッシュ・ホルンあるいはコーラングレ奏者と自認している。
え、なんだかんだと牽強付会したところで、つまりはフリージャズだろうって。そうだ、これこそ「真性のフリージャズ、ニュー・シング、新しきもの」だ。