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特集『ECM: 私の1枚』

ムッシュ福地『Dave Liebman / Drum Ode』
『デイヴ・リーブマン/ドラム・オード』

長年にわたりジャズクラブでソムリエとして勤務しておりますと、無意識に音楽とワインのマリアージュとか考えてしまうんですね。

イーシーエムで言えば、伝説のバンド、オレゴンを聴きながらオレゴン州 ウィラメット ヴァレー産のピノノワールを飲むとかですよ。

そんな私、レコード(笑)が擦り切れるほど聞いたのが、 『ドラム・オード』でした。

ソプラノでなくテナーサックスでゴリゴリ、マウスピースはオットーリンクかなって、分析癖はソムリエになっても変わりませんね。

レア盤ですがぜひ聴いて頂きたいマニアックなイーシーエムです!

そしてイーシーエムのデイブ・リーブマンといえば、『ルックアウト・ファーム』 (ECM1039)というアルバム収録の「パブロズ・ストーリー」!

パブロにちなんでスペイン、ガリシア州(ゲルニカのある州です)のファンタスティックな白ワイン、リアス バイシャスを飲みながらって感じです。つまみはパプリカパウダーをまとったタコのマリネが良いでしょうか。


ECM 1046

Dave Liebman (Soprano Saxophone, Tenor Saxophone, Alto Flute)
Richard Beirach (Electric Piano)
John Abercrombie (Electric Guitar, Acoustic Guitar)
Bob Moses (Drums)
Barry Altschul (Percussion)
Collin Walcott (Tablas)
Gene Perla (Electric Guitar, Acoustic Guitar)
Jeff Williams (Drums)
Potato Valdez (Congas, Electric Congas)
Steve Satten (Percussion)
Badal Roy (Tablas)
Ray Armando (Bongos, Percussion)
Eleana Steinberg (Vocal)

Recorded May 1974 at Record Plant New York City
Engineer: Jay Messina


ムシュ福地 Monsieur Fukuchi(福地 亘 ふくちわたる)
ブルーノート東京&ブルーノート・プレイス ソムリエ、元コットンクラブ ソムリエ。
シニアソムリエ、日本酒学講師、専門唎酒師、上級ドイツワインケナー、南アフリカワインムンディ、シェリーアンバサダー、シニアビアジャッジ、グランマエストロ デ テキーラ、中国酒鑑定士、コーヒーインストラクター1級、日本茶インストラクター、野菜ソムリエ&魚マイスター。YouTube チャンネル味覚王子

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