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特集『ECM: 私の1枚』

David Tan『CODONA 2』
『コドナ 2』

CODONA:
Collin Walcott コリン・ウォルコット Sitar, Tabla, Sanza, Timpani, Voice
Don Cherry ドン・チェリー Trumpet, Melodica, Doussn’Gouni, Voice
Nana Vasconcelos ナナ・ヴァスコンセロス Berimbau, Talking Drum, Percussion, Voice

コリン・ウォルコット(タブラ、シタール他)が持ち込む東インドのリズム、ドン・チェリー(トランペット他)のスカンジナヴィア、モロッコ、アフリカでの体験、ナナ(ベリンバウ、パーカッション他)のブラジルの伝統がミックスしたユニークなエスニック・ジャズ・フュージョン。
1978年9月のECMへのデビュー・アルバム『CODONA』(ECM1132)の録音で活動を開始、1980年『CODONA2』(ECM1177) 録音、1983年『CODONA3』(ECM1243)録音、ライヴやコンサートなど順調な活動を続けてきたが、1984年グループ「オレゴン」のツアー・バスが旧東独で停車中のトラックに激突し落命、活動を終えた。


ECM 1177

1 Que Faser (Nana Vasconcelos) 07:07
2 Godumaduma (Traditional) 01:54
3 Malinye (Don Cherry) 12:39
4 Drip-Dry (Ornette Coleman) 06:59
5 Walking On Eggs (Collin Walcott) 03:00
6 Again And Again, Again (Collin Walcott) 07:32

May 1980, Tonstudio Bauer, Ludwigsburg
Engineer: Martin Wieland
Produced by Manfred Eicher


David Tan デイヴィッド・タン
ヴェトナム生まれ。早稲田大学卒。ニューヨークに移住、パートナーのロック・ライター西間木洋子とペアで「Music Life」などに寄稿。また、日本のレコード会社の依頼でジャズのレコーディングやライヴ、コンサートを取材。肺癌により病没。
共著に『BON JOVI Unforgettable Days』(Shinko Music, 2010)他。

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