#07 LA FAMILIA LÓPEZ-NUSSA: ラ・ファミリア・ロペス・ヌッサ
2019年10月4日 ブルーノート東京
text by Yoko Takemura 竹村洋子
photo: Blue Note Tokyo提供
Harold López-Nussa(p,key) アロルド・ロペス・ヌッサ(ピアノ、キーボード)
Ruy Adrián López-Nussa(ds) ルイ・アドリアン・ロペス・ヌッサ(ドラムス)
Ruy López-Nussa(ds) ルイ・ロペス・ヌッサ(ドラムス)
Ernán López-Nussa℗ エルナン・ロペス・ヌッサ(ピアノ)
Mayquel González(tp) マイケル・ゴンザレス(トランペット)
Julio Cesar González(b) フリオ・セサール・ゴンザレス(ベース)
“これまでにない新しい形のジャズ、一見に値する”という触れ込みで来日した『ラ・ファミリア・ロペス・ヌッサ』親子、兄弟、幼馴染みで構成されたキューバン・ジャズ・グループ。既に来日経験のあるアロルドと、キューバン・ジャズの重鎮エルナンの2人のピアノに加え、ルイ・ロペス(アロルドの父)とルイ・アドリアン・ロペスの2人のドラム。マイケル・ゴンザレスのトランペットにフリオ・セサール・ゴンザレスのベース。ファミリーならではの息の合ったパーフォーマンス。エルナンとアロルドのピアノの素晴らしく躍動感溢れる連弾、ルイとルイ・アドリアンのドラムの掛け合いも見事だったが、何よりもエルナンとルイ・ロペスが若い世代をサポートしていたのが微笑ましく、メンバー全員が一体となって熱い演奏を繰り広げ、観客の興奮に満ちたステージだった。