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My Pick 2023このパフォーマンス2023(海外編)No. 309

#05 アレクセイ・クルグロフ+カリーナ・コジェーヴニコワ+サイモン・カマッタ @メールス ・フェスティヴァル

text & photo by Kazue Yokoi  横井一江

2023年5月29日 メールス・フェスティヴァル

アレクセイ・クルグロフ (sax)
カリーナ・コジェフニコワ (p, vo)
サイモン・カマッタ (ds)

『Karina Kozhevnikova & Krugly Band /Polyphonic Circle』(Leo Records)

メールスでロシアのサックス奏者アレクセイ・クルグロフと再会出来たのが嬉しかった。彼はカリーナ・コジェフニコワとピョートル・タラライで演奏する予定だったが、タラライにはビザが発給されなかった為に来れず、代わりにサイモン・カマッタ (ds) が出演していた。3人の演奏もさることながら、カリーナ・コジェフニコワを知ることが出来たのは大きな収穫だった。メールスではピアノ演奏が主だったが、帰国後にコジェフニコワとクルグロフのバンドとのCD『Karina Kozhevnikova & Krugly Band /Polyphonic Circle』(Leo Records)を聴き、クルグロフが最高の歌手と言っていたのがよくわかった。それは昨2023年のone of the best Cdsでもある。

下記記事をご一読下さい。

#39  アレクセイ・クルグロフに聞く
https://jazztokyo.org/monthly-editorial/post-91560/

#38 第52回メールス・フェスティヴァル 2023
52. Moers Festival 2023
https://jazztokyo.org/reviews/live-report/post-89520/

 

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横井一江

横井一江 Kazue Yokoi 北海道帯広市生まれ。音楽専門誌等に執筆、 雑誌・CD等に写真を提供。ドイツ年協賛企画『伯林大都会-交響楽 都市は漂う~東京-ベルリン2005』、横浜開港150周年企画『横浜発-鏡像』(2009年)、A.v.シュリッペンバッハ・トリオ2018年日本ツアー招聘などにも携わる。フェリス女子学院大学音楽学部非常勤講師「音楽情報論」(2002年~2004年)。著書に『アヴァンギャルド・ジャズ―ヨーロッパ・フリーの軌跡』(未知谷)、共著に『音と耳から考える』(アルテスパブリッシング)他。メールス ・フェスティヴァル第50回記。本『(Re) Visiting Moers Festival』(Moers Kultur GmbH, 2021)にも寄稿。The Jazz Journalist Association会員。趣味は料理。当誌「副編集長」。 http://kazueyokoi.exblog.jp/

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