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R.I.P. 林 聡No. 320

奇跡のギャラリー 山本精一 

林さんと出会ってまだほんの数年なんですが、
なんかずっと以前から知り合いだったような気がしています。
大阪の深江橋という、およそアートとは縁遠そうな場所で、
ノマルという不思議なギャラリーが35年も続いてきたのは奇跡ですね。
「アートは売れた方がいい」という林さんの考えは、色々含蓄に富んだものと思います。

私はノマルでは自作品を展示させていただいたりもしますが、
主に即興演奏をsaraさんとのDUOというかたちで行うことが多いです。
林さんとの「コラボ」の話もいただいていたんですが、
その概要を話し合う間も無く旅立たれまして、
それがどのようなコンセプト、イメージだったのか、
今となっては知る術もありません。

*写真キャプション
2013年3月、東京の山本精一個展会場での林聡&sara(.es)。山本の作品「入道」を林がとても気に入って購入、自宅のオーディオラックに展示(2枚目)。


山本精一 

兵庫県生まれ京都在住の音楽家、文筆家、画家

1986年から2001年まで「BOREDOMS」(米ワーナーよりリリース)に作曲と、ギタリストと して参加。以後、「ROVO」「羅針盤」「想い出波止場」「PARA」「MOST」「TEEM」 「Ya-to-i」「NOVO-TONO」「CHAOS JOCKEY」他多数のバンド/ユニットやソロワー ク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロ デューサーとして、様々なジャンル/フィールドにおいてワールドワイドに活動を展開す る。 湯浅政明監督アニメーション『マインド・ゲーム』、三池崇史監督の「殺し屋1」、矢口史 靖監督の「アドレナリンドライヴ」などのサウンドトラックも多数手がける。

 

 

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