11/20 BSMFからビル・ラズウェル、カヒル・エル・ザバールの新譜リリース
BSMF(取り扱いは、Vivid Sound)からのジャズ・インプロ系11月新譜は以下の2枚。
BSMF-5105『Kahil El’Zabar / America The Beautiful』
BSMF-5106『Mike Sopko,Bill Laswell & Tyshawn Sorey / On Common Ground』*
* 12/18に発売延期
『カヒル・エル・ザバール/アメリカ・ザ・ビューティフル』
カヒル・エル・サバールは、1953年シカゴ生まれ。ケンディ・キング大学、マルオムX大学に学に1975年AACMのチェアマンに就任、黒人の地位向上に尽力。また、1973年からガーナ大学でアフリカン・ミュージックを学ぶ。本作は、アメリカでのBLM:Black Lives Matter運動や、コロナ・パンデミックによる世界中の政情や社会不安に対する音楽的メッセージ。タイトルのアメリカ愛国歌の他、コルトレーン、チャールズ・ライトなどの名曲をスピリチュアルなアフロ・ジャズにアレンジ。2018年10月に逝去したバリサックスのハミエット・ブルーイットの最後の演奏が収録されており、ハミエットへの献呈作でもある。
『マイク・ソプコ、ビル・ラズウェル、タイショーン・ソーリー/オン・コモン・グラウンド』
グラミー他、多くの音楽賞を受賞してきたプロデューサー&ベーシストで、今年、ハービー・ハンコック、ファラオ・サンダースなどを迎えたソロ作『アゲインスト・エンパイア』をリリースしたばかりのビル・ラズウェルの新作。ギターのマイク・ソプコ、ドラムのタイショーン・ソーリーとのトリオによるクリームやジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスを彷彿とさせる実験的フリー・ジャズ・ロック・アルバム。3人の強靭なインプロバイザーによってもたらされた洪水のようなサウンドは、まさに異次元。
詳細は;https://bsmf.jp/?mode=grp&gid=2480791&sort=n