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[FM] 12/24 小曽根 真 J-WAVE CHRISTMAS SPECIAL
Daiwa House HARMONY OF PEACE

J-WAVE CHRISTMAS SPECIAL
Daiwa House HARMONY OF PEACE

2020年12月24日(木) 21:00~23:59 J-WAVE (関東81.3MHz)
Navigator: 小曽根 真
Guest: 神野三鈴ジョン・カビラ蒼井 優山岸竜之介(g)RIO(ukulele)

ピアニスト小曽根 真がクリスマスイブの夜に贈る、未来に希望の響きを紡ぐ3時間

世界が不安に包まれた2020年。音楽の力でできる事を表現し続けたピアニスト小曽根 真が、1年を振り返りながら、明日からの未来に希望の響きを紡ぐ3時間。パートナーで女優の神野三鈴、親友のジョン・カビラとともに、さらに、小曽根が才能を認めた気鋭のアーティスト、ウクレレのRIO、ギターの山岸竜之介、女優の蒼井優をゲストに迎える。

小曽根 真は、ジャズ、クラシックなどのジャンルを超え世界で”ボーダーレス”に活躍してきたが、COVID-19感染拡大を受けて、「Welcome to Our Living Room」(WOLRと略)と題して、4月9日から5月30日まで毎晩21時より52夜にわたって、自宅リビングルームからミニコンサートの配信を行い、終了を予告した後、5月31日は、オーチャードホールからの無観客コンサート配信をサプライズで行い「See you at your theater!」のメッセージとともに締め括った。「Welcome to Our Living Room」の概要や映像については、こちらのニュース記事をご参照いただきたい。

WOLRでは、小曽根の動画に、他のアーティストが音と映像を重ねるヴァーチャルデュオの試みが多数行われたが、現在、洗足音楽大学に学んでいるウクレレプレイヤーのRIOは、<Dance on the Beach>を演奏し、それを観た小曽根が、6月21日、ブルーノート東京でのSolo & Friends公演に、中川英二郎に加え、「Rising Star」としてRIOを招いた。

山岸竜之介は、ビッグバンド「小曽根 真 featuring No Name Horses」でプログレッシヴ・ロックを演奏する『Until We Vanish 15×15』の録音に抜擢したロックギタリストで、12月15日〜16日オーチャードホールでの「小曽根 真 クリスマス・ジャズナイト 2020」にも出演した。

12月14日21:00~22:00には、小曽根 真に加え、神野三鈴とジョン・カビラを迎えて、YouTube Live経由でオンライン公開収録を行い(アーカイヴは残されていない)、WOLRを再現する形で、ピアノソロとトークを収録し、その中からも24日に放送される。また引続き、メッセージやリクエストを受け付けている。

オンライン公開収録 セットリスト
2020年12月14日(月)21:00~22:00

1. Home (Makoto Ozone)
2. Take the ‘A’ Train (Billy Strayhorn)
3. The Rose (Bette Midler)
4. The Christmas Song (Robert Wells & Mel Torme)
5. Uno Uno (Makoto Ozone)
6. Climb Every Mountain (Richard Rodgers & Oscar Hammerstein III)
7. Reborn (Makoto Ozone)

また、12月15日〜16日のオーチャードホールでの「小曽根 真 クリスマス・ジャズナイト 2020」について、語られると思われるので、そのセットリストを共有しておきたい。

2020年12月15日(火)〜16日(水) 東急文化村オーチャードホール
「小曽根真 クリスマス・ジャズナイト 2020 〜 Until We Vanish 15×15」
小曽根真 featuring No Name Horses

2020年12月15日 第1部
1. Puzzle (Makoto Ozone)
2. Rainbow (Eric Miyashiro)
3. I Try to Imagine (Makoto Ozone)
4. No Siesta (Makoto Ozone)
5. Three Wishes (Makoto Ozone)

2020年12月16日 第1部
1. Puzzle (Makoto Ozone)
2. 12 Colors (Eijiro Nakagawa)
3. I Try to Imagine (Makoto Ozone)
4. Three Wishes (Makoto Ozone)

12月15日/16日共通 第2部
1. You’re My Heaven, You’re My Hell (Makoto Ozone)
2. Carrots and Bread (Makoto Ozone)
3. Turquoise (Jimmy Smith) (as Organ Trio)
4. Until We Vanish (Makoto Ozone)

5. Silent Night (with Lisa Ono)

【参考】 Singapore Symphony Orchestra: Conversation with the Artist – Makoto Ozone
00:55 Bienvenidos Al Mundo (Makoto Ozone)
20:53 Le Tombeau de Couperin (Maurice Ravel)
40:27 Asian Dream (Makoto Ozone)

※WOLRはすでに公開を終了している。上記の「シンガポール交響楽団:アーティストとの対話 小曽根 真」(英語)において、WOLRの解説とともに、昼間のリビングルームからのピアノソロ演奏3曲が収録されているので、その雰囲気を感じていただければ幸いだ。

2020年8月3日(月)〜6日(木)
小曽根真 Makoto Ozone featuring No Name Horses
Back at the Club ‘15th Anniversary’

最後に、WOLRについて克明に取材した記事が「Forbes Japan ウェブ版」に掲載されているので、参考として紹介しておきたい。

Forbes Japan ウェブ版より (文=柴田恵理)
1. 自宅リビングから53連夜。小曽根真ライブ、集客は「1晩でホール8個分」
2. 「世界のオゾネ」が妻、そして27万7000人と起こした奇跡
3. 世界のオゾネが「どこでもドア」から降臨。劇場という奇跡

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。Facebookグループ「ECM Fan Group in Japan - Jazz, Classic & Beyond」を主催。ECMファンの情報交換に活用していただければ幸いだ。

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