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11/01 ”ギター神” パット・マルティーノ逝く 享年77

ジャズ・ギターの名手として知られるパット・マルティーノが病気療養中のところ、11月1日、故郷のサウス・フィラデルフィアで死去。享年77。死因は慢性呼吸器疾患と見られる。パットは、正確無比、かつマシンガンのように繰り出す高速フレーズで熱狂的なファンからは “ギター神“のニックネームで崇められていたが、1980年の脳腫瘍の手術の成功と引き換えにほとんどすべての記憶を失うという悲劇に見舞われる。その後、ミュージシャンたちのサポートもあり8年後には奇跡の復活を果たし、その後もブルーノートとの契約など第2の人生を成功裡に運んでいた。2018年にはデトロイト・ジャズ・フェスに元気な姿を見せたが、2019年から呼吸器の疾患で療養中だった。
なお、JazzTokyo 最新号 (#282)では、取材を通してパットと親しい付き合いのあったカメラマンの常盤武彦氏(Tak Tokiwa)が、カバー・ストーリーとしてパットへのオマージュを捧げたばかりで、パットのキャリアの詳細については彼の「パット・マルティーノの想い出」に詳しい。

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