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ECMの2022年初荷は『キット・ダウンズ・トリオ/ヴァーミリオン』

ECMの今年度の第1作はイギリスのピアニスト、キット・ダウンズのトリオ・アルバム『ヴァーミリオン』(ECM2721)で、2月11日リリースされた。トリオを組むのは共演歴の長いペッター・エルド(Petter Eldh, b)とジェームス・マドレン (James Maddren)。
キットのECMデビューは、トーマス・ストローネンの『Time is A Blind Guide』(ECM2467, 2015) で、リーダーとしてのデビューは、2018年の『Obsidian(黒曜石)』(ECM2559)で、教会のオルガニストのキャリアを生かしたイギリスの歴史ある教会オルガンの弾き比べ(1曲のみテナーサックス奏者のトム・チャレンジャーが参加)。続く第2作『Dreamlife of Debris』(ECM2632, 2019)は第1作での試みをさらに発展させたもので、キットはオルガンに加えピアノも演奏、テナーサックス、ギター、チェロ、ドラムスとも共演した。
今回の3作目でいよいよピアノ・トリオに挑み真価が問われる。キットとベーシストのペッターが5曲ずつ楽曲を提供、最後にジミ・ヘンドリックスの〈Castles made of sand 砂の城〉を取り上げている。

https://www.facebook.com/ecmrecords/videos/1321414961614982/


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