7/17&18 都響スペシャル「チック・コリアに捧ぐ」
「トロンボーン協奏曲」を日本初演
チック・コリアが2021年2月に急逝してから早や1年半を迎えようとしている。都響では、首席客演指揮者のアラン・ギルバートにトロンボニストでニューヨーク首席奏者のジョセフ・アレッシを迎え、チック・コリアの「トロンボーン協奏曲」の日本初演をスペシャルとして故人に捧げる。このトロンボーン協奏曲はアレッシのために書き下ろされたもので、小曽根真が関わる実現に至る経緯については別稿に詳しい。また、アレッシは日本のトップ・トロンボニスト中山英二郎率いる4人のトロンボニストによるスーパー・ユニット「Four Monsters」のメンバーでもあり日本とは関わりが深い。世界初演は2021年8月、ジャンカルロ・ゲレロ が指揮するサンプロ交響楽団によりジョセフ・アレッシをソリストに迎えて実現したが、チック自身は自作曲の実演を耳にすることはなかった。
都響スペシャル「チック・コリアに捧ぐ」
指揮/アラン・ギルバート(首席客演指揮者)
トロンボーン/ジョセフ・アレッシ(ニューヨーク・フィル首席奏者)
ガーシュウィン:キューバ序曲
チック・コリア:トロンボーン協奏曲(2020)[日本初演]
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ラヴェル:ボレロ
2022年7月17日(日) 14:00開演(13:00開場)
https://www.tmso.or.jp/j/concert/detail/detail.php?id=3571
日時:2022年7月18日(月・祝) 14:00開演(13:00開場)
https://www.tmso.or.jp/j/concert/detail/detail.php?id=3572