6/20 石川紅奈『Kurena』リリース記念ライヴ at コットンクラブ(東京・丸の内)
Off The Wall (Michael Jackson) 2021年8月24日 コットンクラブ
Text by Hideo Kanno 神野秀雄
石川紅奈 KURENA ISHIKAWA
“Kurena”Release Live at COTTON CLUB
2023年6月20日(火) 18:00 20:30
コットンクラブ (東京・丸の内)
石川紅奈 Kurena Ishikawa (bass, vocal)
大林武司 (piano)
Taka Nawashiro (guitar)
小田桐和寛 (drums)
Kan (percussions)
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COVID-19以降の日本のジャズシーンで急速に実力と存在感を増し、活動の場を広げてきたベーシスト&ヴォーカリストの石川紅奈。小曽根真をプロデュースに迎えたデビュー・ミニアルバム『Kurena』を2023年3月22日にリリースした。録音には、ピアニスト大林武司、ドラマー小田桐和寛、石川がライヴを共にしてきた「レレレノトリオ」のギタリストTaka Nawashiro、パーカッショニストKanが参加。6月20日のコットンクラブでの『Kurena』リリース記念ライヴは、この5人が勢揃いしてパフォーマンスを繰り広げる。
石川は、埼玉県出身、県立朝霞高校ジャズバンド部への入部をきっかけにベースの音色、質感に惹かれる。高校生のときに国立音楽大学のオープンキャンパスで演奏したところ、小曽根 真教授からぜひ国立に来て欲しいというメッセージが届く。そして国立音楽大学ジャズ専修にてジャズベースを井上陽介、金子 健に師事。大学卒業後には、ヴォーカルを高島みほに師事。これまでに小曽根 真、池田 篤、大西順子、JUJUなどと共演している。またFMラジオ川越で日曜23時から「ジャズ喫茶くれな」のパーソナリティを務める。筆者は数年前にポーランドジャズ関連のイベントで紅奈に知り合う機会があったが、その後Twitterにベース弾き語り映像が上がってきてその素晴らしさにノックアウトされていた。2021年10月には「石川紅奈 デュオ with 壷阪健登 at HAMACHO DINING & BAR SESSiON」があり、その後、ユニット「soraya」に結実して新しい境地を切り拓き、伝説のプロデューサー牧村憲一からも絶賛されていて、各地のフェスティヴァルにも出演する。また、Taka Nawashiro、Kanとの「レレレノトリオ」も活発にライヴを行ってきた。2020年に世界的ピアニストの小曽根真と俳優の神野三鈴が主宰する次世代を担う若手音楽家プロジェクト「From OZONE till Dawn」に参加。2021年にコットンクラブに出演した際の「オフ・ザ・ウォール」(マイケル・ジャクソン)の弾き語り映像は170万回超再生を記録している。
『Kurena』レコーディングを経て進化を続ける石川紅奈と仲間たち。石川作曲による楽曲を含めベースとヴォーカルを巧みに融合しながら生み出される音の世界を楽しみたい。
Soraya / BAKU
lyric: Kurena Ishikawa 石川紅奈
music: Kento Tsubosaka 壷阪健登
bass & vocal: Kurena Ishikawa 石川紅奈
keys & arrangement: Kento Tsubosaka 壷阪健登
percussion: KAN