JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

閲覧回数 46,695 回

Local(国内)News

7/8-12 Marcos Valle & Azymuth マルコス・ヴァーリ&アジムス
at ブルーノート東京/コットンクラブ

Text by Hideo Kanno 神野秀雄

Marcos Valle & Azymuth
マルコス・ヴァーリ & アジムス

コットンクラブ 2023年7月8日(土) 9日(日) 16:00 18:30
ブルーノート東京 2023年7月11日(火) 12(水) 18:00 20:30

Marcos Valle マルコス・ヴァーリ (vocal, keyboard, Fender Rhodes)
Patricia Alvi パトリシア・アルヴィ (vocal)
Jessé Sadoc ジェッセ・サドッキ (trumpet, flugelhorn)
Kiko Continentino キコ・コンティネンティーノ(keyboard, synthesizer)
Alex Malheiros アレックス・マリェイロス (bass)
Renato “Massa” Calmon レナート “マッサ” カルモン (drums)

「クロスオーバーイレブン」は、1978年11月〜2001年3月まで23時台にNHK-FMで放送されていた音楽番組。そのオープニングを印象的に飾っていたのが、ブラジルのグループ「アジムス (Azymuth)」の<Vôo Sobre O Horizonte (Fly over the Horizon)>であり、文字通り、浮遊感のあるサウンドはクロスオーバー時代のまっただ中にあっても独自の存在感を放ち、今でも多くの人々の心の奥底で響き続ける。

アジムスは、1960年代にジョゼ・ホベルト・ベルトラミ(キーボード)、アレッサンドロ・マレイロス(ベース)、イヴァン・コンチ(ドラム)の3人で結成され、当時はなんと「Azimuth*」と綴っていた!!2012年7月8日にジョゼ・ホベルト・ベルトラミが亡くなったが、キーボードにキコ・コンティネンティーノが参加し、2016年のアルバム『フェニックス』をリリースしている。2023年4月17日にドラマーのイヴァン・コンチが亡くなり、レナート“マッサ”カルモンが参加し、そして2019年の来日同様、ブラジル音楽界屈指のメロディ・メイカー、1960年代から現代まで精力的な活動を続けるマルコス・ヴァーリとのコラボレーションでイヴァンへのトリビュートライヴを届ける。

コットンクラブ公演の詳細と予約はこちら、また、ブルーノート東京公演の詳細と予約はこちらをご覧いただきたい。

イヴァン・コンチについては、「リズム&ドラム・マガジン・オンライン」の追悼記事を参照されたい。

Message from Alex Malheiros
今回、新たな希望となるレナート・マッサをドラムに迎えて日本に戻れることをとても楽しみにしています。日本といえば、忘れがたき友人でありソウルブラザーのイヴァン・コンチがいつもこう言っていたのを思い出します。「東京に行ってきたよ、世界でもっともモダンで魅力的な街に」と。悲しいことに今日、私たちは彼と共にありませんが、彼の名の元に演奏し続けていきます。彼が「音楽は止まらない」と言ったように。
We are very excited to be able to return to Japan, with a new light Renato Massa on drums, participating on this journey. Japan is a place that our unforgettable Ivan Mamão Conti, my friend and soul brother, always told me that when I went to Tokyo, I would visit the most modern and interesting city in the world. Sadly today we are without his company, we can only play in his name, because as he himself said, the sound cannot stop.
Alex Malheiros

Azymuth – Vôo Sobre o Horizonte live @ New Morning, Paris (30th October 2019)

Azymuth “Last Summer in Rio” Live at Jazz Está Morto 2022

*「Azimuth アジマス」はジョン・テイラー、ノーマ・ウィンストン、ケニー・ホイーラーによるユニット。詳細は、特集「ECM: 私の1枚」より拙記事『Azimuth』を参照されたい。

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。Facebookグループ「ECM Fan Group in Japan - Jazz, Classic & Beyond」を主催。ECMファンの情報交換に活用していただければ幸いだ。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください