JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

閲覧回数 41,398 回

及川公生の聴きどころチェックNo. 245

#453 『Mahobin / Live at Big Apple in Kobe』

text by Kimio Oikawa 及川公生

LIBRA Records 204-050

Lotte Anker (sax)
Natsuki Tamura 田村夏樹 (tp)
Satoko Fujii 藤井郷子 (p)
Ikue Mori モリイクエ (electronics)

1. Rainbow Elephant
2. Yellow Sky

All music composed by Lotte Anker (KODA), Natsuki Tamura (BMI), Satoko Fujii (BMI) and Ikue Mori (BMI)
Recorded at Big Apple, Kobe on February 23, 2018 by Tetsumasa Kondo
Mixed on April 11 and 18, 2018 by Tetsumasa Kondo
Mastered at Masterdisk, NY on May 7 by Scott Hull.
Executive Director by Natsuki Tamura
Design by Masako Tanaka
Art Work by Ichiji Tamura
Artist photo by Mitsuru Itani


エレクトリックが小鳥のさえずりに聴こえたり、その風景からトランペットの絞り出すサウンドとピアノが浮かび上がって、サウンドスケープと言える表情で、音像のあからさまの押し出しのない演奏空間帯は、ボリュームを上げたくなる。後半、勢いのサウンドが現れる。ピアノの弦を叩く奏法、絡んでトランペットも力強く押し出て空間が大きくなる。


♪ CD review by 齊藤聡
https://jazztokyo.org/reviews/cd-dvd-review/post-29687/

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください