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特集『配信演奏とポスト・コロナ』ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 267

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #56 Jacob Collier <Woke Up Today>

日本でのJacob Collier(ジェイコブ・コリアー)の知名度はどの程度なのだろう。彼は25歳の若さですでに4つのグラミー賞を獲得しているが、恐らくジャズファンには若手ポップスターという印象なのではないだろうか。筆者も友人に誘われて昨年、2019年3月1日のボストン公演に出向くまでそれほどよく知らなかった。よくあるYouTubeセンセーション、ジャスティン・ビーバー程度の存在かと誤認していた。ところがライブを観て驚愕した。筆者は滅多に「天才」という言葉を使わないが、彼に関しては他に言いようがない。筆者にとっての天才とは、遊びながらすごい芸術が指の先からパラパラ落ちて来るように生まれてしまう人たちのことだ。マイルスがそうだった。モーツァルトもそういう印象だ。そしてコリアーは完璧にジャズだ。若くして全てのグルーヴをマスターしており、その多岐にわたるスタイルを消化する能力は超人的だ。彼の演奏からは実に多くのジャズ・マスターズが聴こえる。本人が公言するように、まず彼のボーカルハーモニーはTake 6を踏襲している。彼のピアノからはキース・ジャレットやチック・コリアが、シンセからはマイケル・ブレッカーのEWIが聴こえ、シンセベースからはハービー・ハンコックが聴こえる。その上で彼の作曲と編曲には実に多岐にわたるスタイルがミックスされて、彼にしかできないサウンドを築き上げている。マイルスと同様、その時代を包括して新しいサウンドを生み出しているのだ。

Jacob Collirの部屋(Photo:Facebook)
Jacob Collierの部屋(Photo: Facebook)

 

Family Dinner – Volume 2
Family Dinner – Volume 2

彼のライブでもっとも印象に残った曲は<Don’t You Know>だった。痺れるほどカッコよかったのだ。待てよ、どっかで聴いたことあるような気がする。メロディーが単純だから単にキャッチーなのかな。そう思っていたが、今になって急に思い出した。この曲は何とSnarky Puppy(スナーキー・パピー)の『Family Dinner – Volume 2』に収録されていて印象に残った曲ではないか。そのアルバムはスタジオで公開収録されたアルバムで、YouTubeに動画があるはずと思い探してみた(YouTube →)。何度も何度も観てしまった。スナーキー・パピーも筆者の大のお気に入りである。いずれこの楽曲解説で取り上げてみたい。

今回コリアーを取り上げたのは、もちろん去年ライブを観てからいつか取り上げたいと思っていたのもあるが、彼のデビューアルバム、『In My Room』はその名の通り彼のベッドルームで作られ、現在のCovid-19に強いられる新しい音楽家たちの方向性にそぐうと感じたからだ。余談だが、アメリカはいまだに最悪の状態が続き、改善される見通しは全く見えていない。最近では旧友、ハワイ出身の偉大なトランペッター、スウェーデンで活躍していたRoy Okutani(ロイ奥谷)がCovid-19で亡くなった。なんともいたたまれない。

さて、コリアーのベッドルーム音楽は、ギター片手に歌ったり、コツコツとコンピュータに打ち込む一般的なそれではない。彼は10歳の時からモーツァルトの「魔笛」などでプロとして活躍しており、12歳でABRMSゴールドメダルという格式の高い賞を与えられている。そしてYouTubeデビューは2011年、彼が17歳の時だ。まずこれを是非ご覧頂きたい(YouTube →)。何故かYouTubeには2013年となっているが、これが話題になったのは2011年だったと記憶するので、差し替えなのかもしれない。さて、このスイング感には実に驚かされる。メロディカでのソロ部分で彼がスキャットするベースラインは、完璧にオン・トップ・オブ・ザ・ビートでドライブしている。そして彼の地位を揺るぎないものにしたのが2013年に公開された、Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の<Don’t You Worry ‘Bout A Thing>だ(YouTube →)。驚異的としか言いようがない。この有名な曲を何とラテンにアレンジしただけではなく、ラテンのオン・トップ・オブ・ザ・ビートで全てのパートを演奏している。アカペラの部分もオリジナルのタイム感ではなく、ラテンのタイム感なのだ(注:タイム感であって、パターンのことではない。つまり、スペイン語を話すようなタイム感という意)。それに加え、ピアノ、ギターはもとより、ベース、ドラム、パーカッションも完璧に演奏している。まだまだある。これ全てを1万円程度の安物マイク、Sure SM581本で録音したということは、恐るべきミキシング技術を持ち、ビデオ編集技術も驚異的だ。彼当時19歳。この動画がクインシー・ジョーズの目に止まり、一気に世界規模の活動を始めることになる。

Jacob Collierについて

Photo: Morgan Hill-Murphy/Courtesy of the artist
Photo: Morgan Hill-Murphy/Courtesy of the artist

1994年生まれ、現在25歳のコリアーはイギリス人だ。北ロンドンで二人の妹たちと母子家庭で育ったそうだ。その母親だが、ロイヤル・アカデミーで教授を務めるバイオリニスト、ならびに指揮者だそうで、おじいさんもロイヤル・アカデミーで教え、また演奏家としても活躍するバイオリニスト。コリアーはバリバリのサラブレッドというわけだ。彼がインタビューで語る幼少期の記憶は、音楽で遊ぶことだったそうだ。絶対音感を持つ母親が出す、音程を当てるゲームの逸話が面白い。Aに対し、Dと答えると、ほぼ合っていると褒められたそうだ。逆にA♭と答えると全く間違っている、と。これはどういう意味なのか。まさにジョージ・ラッセルの説くリディアン・クロマチック・コンセプトと同じなのだ。五度圏を見た時、AとDは隣り合わせだが、AとA♭は最も遠い位置にある。こうしてコリアーは母親から音価ではなく音楽を教育されたのだ。絶対音感を持つ者は音程に色彩を見ると言われるが、コリアーも色で説明するハーモニーを語っていた。もう少し説明しよう。我々凡人でも#系は寒色、♭系は暖色と感じる。だがコリアーのそれは少し違う。このハーモニーに11thを加えたら少し緑が入る色になる、というような考えをしているようだ。

それにしてもこの母親がすごいと思う。創作活動を自由にさせるために音楽室を与え、7歳ですでにコンピュータを使わせて編曲活動をさせている。おそらく生まれ持った才能にいち早く気付き、だが教育するのではなく、その才能を伸ばす場を与えたのだろう。この偉大な母親に胸が熱くなる。才能に関してだが、彼はどのインタビューでも自分の若い時はテクニックより耳がある子供で、と語る口調に、テクニックがなかったことに劣等感でもあったのではないかと思わせる節がある。YouTubeデビュー以来の映像からはとても考えられない。鍵盤楽器、ギター系の楽器、アップライトとエレクトリックの両方のベース、ドラム、それにパーカッション、どれも超人的なテクニックで演奏する。歌は絶対に不安定なイントネーションを出さないばかりか、フレディー・マーキュリー並みの音域を持つ。そして理論は全て独学だ。16〜20歳のあたりで、世の中の音楽理論全てを知りたくなったそうだ。独学だというのに、彼は理論の基盤がしっかりしており、マスタークラスなどで教える彼の理論の講義は実にわかりやすい。そうそう、彼はMIT(マサチューセッツ工科大学)に客員教授として1週間招聘されたことがあり、それがドキュメンタリーになっている。公演に向けたリハーサルを止め、生徒たちにグルーヴを教えるためにピアノでバックビートを弾いて聞かせ、こうやった方が楽しくなると思わない?というような説明をする。つまり、20代そこそこのこの若者は教え方も完璧なのだ。

それにしてもコリアーを調べるのは実に骨が折れた。資料が多すぎるのだ。しかもその膨大な数のYouTubeビデオは、次から次へと吸い込まれるように観てしまうので、手が全く進まない。

Jacob Collierの創作工程

そのYouTube動画の山の中から大変興味深いものを見つけた。3時間12分に及ぶ彼の創作工程のストリーミングだ(YouTube →)。この天才少年のアルバムはなんと自費製作で、彼はその資金集めのために #IHarmU というプロジェクトを始めた(2015年頃だと思うが、数が多すぎて確認が取れない)。これは、$100くれたらあなたの15秒のメロディーをアレンジしますよ、という呼びかけで、なんとハービー・ハンコックをはじめ多くの著名アーティストが参加した。上記のストリーミングはイギリスのロック歌手、Chris Costa(クリス・コスタ)から送られた物を編曲する実演のストリーミングだ。全ての楽器を完璧にこなす(アップライトベースの弓使いまで!)その脅威はある程度予想していたが、天才でなければ不可能だろうと確信したその他の発見を箇条書きにしてみる。

  • 瞬時にしてアンカーポイント(起承転結の転)を見い出し、そこにまず時間をかける。
  • 彼はLogicを使用してシーケンスするが、なんと120トラックも使ってテクスチャーを構築する。そのアイデアがともかく尋常じゃない。
  • 特筆すべきアイデアとして、自分で演奏するドラムを半分のテンポで録音し、2倍の速度で再生して特殊効果をあげていたのにも度肝を抜かれた。
  • 最も驚いたのは、全くクリックトラックを使用しない。つまり一度演奏したものはその余白のタイミングまで覚えてしまっているのだ。これはもう人間業と思えない。
  • 全ては即興で進むのだが、一度録音した演奏をすぐに全く同じに繰り返して録音し、ダブリング効果を、デジタルにではなく実演で再現する。聴き返して覚えようとしなくても完璧に覚えているのだ。
  • 本人がインタビューで、自分はたくさんのものを貯蔵している。いかにそれを使いすぎないかが難しい、と語っているが、この120トラックのテクスチャーの山から「過ぎる」というものは一つも聴こえてこない。並みの才能ではこんな芸当はできない。
  • 彼の専売特許のボーカルハーモニーも、ほとんどのパートを二度歌ってダブリング効果を出し、瞬時にパンニング(音像定位)して立体的なステレオミックスを構築する。歌っている間にどの位置に置くかがわかっているようだ。また、パートによっては二重にしなかったり三重にしたり、その直感的な判断がやはり天才だ。

その彼のボーカル・ハーモニー、この動画の一部から採譜してみた。

ハーモナイズ例
ハーモナイズ例

全て二度歌っているので、14声だ。コリアーのボーカルボイシングはクラスターが多く、上部2声を2度でぶつけることも多いのだが、ここはそれと違う。バックグラウンドのテクスチャーだからだ。注目して頂きたいのは3小節目と4小節目だ。最初2小節に11thコードで色彩豊かにしているのに、ガラッと一変させて単純な長和音を配し、最後の2小節で動きのあるコラールを構築する準備をしている。この部分を早いうちに録音しているのを聴いていて、この3小節目の変化に、あれ?と思ったのだが、他のテクスチャーが重なってくるうちに意図がはっきり聴こえてきた。こんなことを即興で、なんの計画もなくやってしまう、まさに手を振れば指先からアイデアが振り落ちるように、だ。

『In My Room』

話は前後するが、2014年、コリアー若干20歳のことだ。MITの博士過程の学生、Ben Bloomberg(ベン・ブルームバーグ)に誘われて、コリアーはライブ演奏用の機材とそのソフトの開発を始める。つまりワンマンバンドの究極を極めようというものだ。全ての楽器を完璧にこなすコリアーと、恐ろしくドライブする彼のグルーヴに加えて、機材を操作するその高度なテクニックから前代未聞のソロパフォーマンスの完成に成功し、2年半に及ぶ世界ツアーをすることになる。クインシー・ジョーンズの事務所がブックしているので、当然モントルー・ジャズフェス、ノース・シー・ジャズフェス、ロニー・スコットなどのジャズの名門の数々だ。そのツアーの一部、TEDでの演奏を是非ご覧頂きたい(YouTube →)。全てコリアーが即興で演奏する中に仕込まれているトリガーで操作されているそうで、事前に決められたパフォーマンスではないそうだ。このツアー中にもマメに公開マスタークラスなどで教え、オーケストラと共演するなど多忙の中、暇を見つけては自分の子供の時からの遊び場である母親から与えられた音楽室でこの『In My Room』を録音、ミックスした。たった3ヶ月でだ。

今回このアルバムを入手して、1曲目から参ってしまった。その1曲目を解説してみる。なぜお気に入りで馴染みのある<Don’t You Know>を選ばなかったのか、それはこの<Woke Up Today>には驚かされることが満載だったからだ。

<Woke Up Today>

針を落とすと、いきなりコリアーのアカペラだ。アカペラなのでリズムセクションなど誰かがダウンビートを提示していないが、奇抜なメロディではないので何の疑問もなく聴いていると、いきなりドラムが予想より1拍早く入って来る。しかもこれはBaião(バイヨン)ではないか。え?え?え?

冒頭
冒頭

え?え?え?と思っているうちに、次のセクションに入る17小節目でメロディを1拍後にずらしていることに気がつく。正しい採譜は以下の通り。

冒頭の正しい表記
冒頭の正しい表記

続く17小節目は、コーラスに入る前の間奏だが、ここからBaiãoのグルーヴではなくなるので4分の4拍子表記になる。ここでのコード進行がコリアーのシグネチャーだ。ピカソが15歳で古典の技術をマスターして新しいスタイルを築き上げたように、コリアーも理論の基本は完璧にマスターしているので、その次のレベル、つまり響がよければ全てよし、という本人公言の構築の仕方だ。彼は常にどこに帰結するかを考えてハーモニーを組み立てていると語る。瞬時にどう解決させたいかが、理論ではなく響で見えてしまうのだ。これはもちろん子供の時からのトレーニングの成果だろうが、やはり才能だ。80年代に流行ったフュージョンのサウンドは、仕掛けも多ければコードの早替わりも多かった。この譜面を見ると一見それに似たようにも見えるが、サウンドは全く新しいだけではなく、ともかくかっこいいのだ。

17小節目
17小節目

この次のセクションはここまでの奇抜なひねりもなく、キャッチーで思いっきりダンスしたくなるようなコーラス部分だ。ゴリゴリのファンクで、ここから現代版ソウルトレインのようなご機嫌でファンキーな部分と、最初に提示したような南アメリカを包括したようなグルーヴが交差して飽きさせないその構成力が素晴らしい。こういう構成力もコリアーの看板だ。シンセベースの使い方がともかくかっこいい。だが古臭いサウンドがしないのは、そのEQとコンプレッサーの使い方がものすごく斬新だからだ。そして100以上のトラックを使って繰り広げられる、あちらこちらから入る合いの手のおしゃれなこと。

手拍子だけのアカペラ部分で気分をリフレッシュさせる間奏部分の最後を2拍はしょって全く雰囲気の違う間奏が入る。2分29秒位置だ。この間奏がまたすごい。前半は最初から一貫していたビートをそのまま保持しているが、後半でそれぞれのビートが3連に移行する。ドラムのハイタムが入る位置からで、4分の4拍子が8分の12拍子に以降し、コルトレーンが好んだアフロジャズのパターンになるが、8分の6拍子ではないので似て非なるものだ。ここでこれを提示している意味はこの後判明するが、その前に一度ファンキーなコーラスに戻る。但しベースラインは以前のようにリードしていない。何かが起こるのを暗示しているのだ。

その何かとは、これだ。2分46秒位置になる。

2分46秒
2分46秒

今まで何度も聴かされたキャッチーなコーラスとリズムが完璧にずれている。だが注意してスネアの位置とキックドラムのパルスを聴いていなければ、聞き流してしまえるほど自然だ。もう一度言及するが、ドラムもパーカッションも打ち込みではない。彼が自分で演奏しているのだ。人間業と思えない。

前半思いっきりファンクで盛り上がって、中間の間奏で落ち着いて、グルーヴを維持しながらその間奏をだんだん不安定なサウンドに持って行くその理由は、この間奏に続く3分21秒位置から始まるコリアーのメロディカ(日本ではピアニカ)のソロを爆発させるためだ。この爆発が半端じゃない。いや、ともかく人間業ではないのだ。

3分21秒
3分21秒

ご覧のように、まず間奏の最初の方で提示した8分の12拍子がここから始まるが、ベースラインはあたかも4分の6拍子にスーパーインポーズされた4分の4拍子のようなラインだ。それだけではない。3小節目からはダウンビートの位置すらずれている。

これがコリアーの演奏面での天才性だ。彼は拍子なんて数えていない。もう身体が決してビートをミスらないように出来上がっていて、ただひたすらグルーヴしているだけだ。だが驚異的なのは、一度演奏したことを即座に再演奏できるその驚くべき能力から、クリックトラックを使用しない多重録音を可能にしているのだ。このメロディカのソロ、最初の8小節は1オクターブ下で多重録音されている。もちろんベースラインもだ。ただただ驚愕するとしか言いようがない。

そして9小節目から堰を切ったように始まるビバップスケールの応酬をご覧いただきたい。彼はジャズも完璧にマスターしているのだ。しかもBマイナー一発の最初の2小節では、アウトではないが綺麗にスーパーインポーズされたビバップラインではないか。恐ろしい。

All I Need
All I Need

だがコリアーは譜面を書かないで気分で構築して行くだけのアーティストではない。彼が2018年に始めたDjesse(ジェシー)という4年計画のプロジェクトは、大規模なミュージシャンとの共演の数々で、全て譜面に書かれているが、コリアーサウンドに全く変わりがないのだ。そのプロジェクトの最新の曲、今年5月14日に発表になった<All I Need>の2分37秒位置をご覧い頂きたい(YouTube →)。3人のコリアーのバックビートに対する身体の動きだ。3人がそれぞれ違うバックビートを感じているというのに、いや、それだからなのかとても新鮮なグルーヴが出来上がっている。もちろんコリアーのハーモニー、テクニック、作編曲能力の超人性がすごいのだが、グルーヴ好きな筆者としてはこのスネアとアップライトベースの新鮮なビート感の虜になる。

彼のライブのステージは今でも脳裏に焼き付いている。現在ツアーしているバンド編成で、ベース、ドラム、それとMAROという素晴らしい女性歌手はキーボードとギターも担当していた。本人コリアーは、ピアノ、ギター、ベース、パーカッションの間を駆け回る。ベーシストはコリアーがベースに飛び付く度に自分はスタンド据え置きのギターに飛び移るという忙しさだが、全員慣れたもので何の違和感もなくグルーヴを楽しんだ。いや、もうそのコリアーがステージを駆け回る姿がかっこいいのなんのって。

ひょっとしたら、彼はあたかも他人の5倍のスピードで生きているのではないか。深く考えるのはやめよう。

Photo: Tvrđavi sv. Mihovila
Photo: Tvrđavi sv. Mihovila

ヒロ ホンシュク

本宿宏明 Hiroaki Honshuku 東京生まれ、鎌倉育ち。米ボストン在住。日大芸術学部フルート科を卒業。在学中、作曲法も修学。1987年1月ジャズを学ぶためバークリー音大入学、同年9月ニューイングランド音楽学院大学院ジャズ作曲科入学、演奏はデイヴ・ホランドに師事。1991年両校をsumma cum laude等3つの最優秀賞を獲得し同時に卒業。ニューイングランド音楽学院では作曲家ジョージ・ラッセルのアシスタントを務め、後に彼の「リヴィング・タイム・オーケストラ」の正式メンバーに招聘される。NYCを拠点に活動するブラジリアン・ジャズ・バンド「ハシャ・フォーラ」リーダー。『ハシャ・ス・マイルス』や『ハッピー・ファイヤー』などのアルバムが好評。ボストンではブラジル音楽で著名なフルート奏者、城戸夕果と双頭で『Love To Brasil Project』を率い活動中。 [ホームページ:RachaFora.com | HiroHonshuku.com] [ ヒロ・ホンシュク Facebook] [ ヒロ・ホンシュク Twitter] [ ヒロ・ホンシュク Instagram] [ ハシャ・フォーラ Facebook] [Love To Brasil Project Facebook]

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