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このパフォーマンス2017(海外編)

#02 アンリ・バルダ ピアノリサイタル

初めてバルダの演奏に触れたのが7年前。ボーダーレス時代にあって、この人の演奏には「海の向こう」にまだ未知の何かがあるような期待を抱かせてくれる。十八番はショパンだが、今年はストイックなプログラムでそのピアニズムの神髄をより際立たせた。今こそ世界的に再評価されるべき筆頭。

*レヴューは下記をご覧ください。
https://jazztokyo.org/reviews/live-report/post-22039/

伏谷佳代

伏谷佳代 (Kayo Fushiya) 1975年仙台市出身。早稲田大学卒業。欧州に長期居住し(ポルトガル・ドイツ・イタリア)各地の音楽シーンに通暁。欧州ジャズとクラシックを中心にジャンルを超えて新譜・コンサート/ライヴ評(月刊誌/Web媒体)、演奏会プログラムやライナーノーツの執筆・翻訳など多数。

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