追悼 沖至 bassist 井野信義
text by Nobuyoshi Ino 井野信義
思うことは、いつものたくさんの人たちの中で今まであるということ。
自分の音世界環境がすこしづつ変わってゆく事実。
なんか寂しい。
PARISでも京王線の中でも少しも変わらない沖やん、もう少し一緒に音出したかったです。
ご冥福を祈るとともに、今まで Merci beaucoup! Au revoir bientôt 。
『沖至|井野信魏|崔善培/Kami Fusen』
NoBusiness Records NBCD 100
沖 至 (trumpet, bamboo flute)
井野信義(bass)
崔善培 (trumpet)
1. Pon Pon Tea (Itaru Oki) 12:16
2. Yawning Baku (Nobuyoshi Ino) 14:47
3. Ikiru (Itaru Oki) 10:38
4. Kami-Fusen (Nobuyoshi Ino) 9:02
5. I Remember Clifford (Benny Golson) 6:40
6. Old Folks / Tea For Two (Dedette Lee Hill / Vincent Youmans) 11:31
井野信義(いの・のぶよし)
1950年、桐生市生まれ。ベーシスト。
暁星高校在学中よりクラブ出演、卒業後クラシックのコントラバスを学ぶ。1971年、高柳昌行と出会いジャズ界に進出 (2020年11月、NoBusiness より『高柳、井野、菊地雅章/Live at Lovely』リリース予定)。その後、エルヴィン・ジョーンズ・グループ、ベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラ、グローブ・ユニティ・オーケストラなどのレギュラー・ベーシストとして活躍。