#06 『John Butcher / The Very Fabric』
text by Kazue Yokoi 横井一江
イギリスの即興演奏家ジョン・ブッチャーソロ・アルバムでは、サックスという楽器による表現を追求して到達した境地、音世界を聴くことができる。本作リリースに際して、彼自身がThe Wire Issue 475 に書いた記事があることを教えてもらい、それを読んだ。その文章には、このような表現を試みるきっかけになったのは、2000年代初頭に来日した際に大谷石資料館で演奏したことが記されていた。jazz & NOW 寺内久による日本ツアーのブッキングが、ブッチャーのサウンドの探求に寄与していたことを知り、彼が日本で演奏した際に度々立ち会っていた者としてとても嬉しかった。
下記レビューをお読み下さい
https://jazztokyo.org/reviews/cd-dvd-review/post-93341/