JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

閲覧回数 46,798 回

Local(国内)News

2/21-25 クリス・ボッティ来日


クリス・ボッティ来日公演
2019 2.21日(木)、22日(金)、25日(月) 18:30 21:00 ブルーノート東京 Blue Note Tokyo
2019年2月23日(土)、24日(日) 17:00 20:00 ブルーノート東京 Blue Note Tokyo
Chris Botti (tp, flgh), Sy Smith(vo), Andy Snitzer(sax)
Joey DeFrancesco(org), Eldar Djangirov(p), Erin Schreiber(vln)
Leonardo Amuedo(g), Reggie Hamilton(b), Lee Pearson(ds)

華やかで詩的なトランペットの音色で絶大な人気を誇り、ジャンルを超えてさまざまなミュージシャンと共演して来たクリス・ボッティが来日し、ブルーノート東京で5日間10公演を行う。最新作は2012年の『Impressions』となっていて、ハービー・ハンコック、デイヴィッド・フォスター、アンドレア・ボチェッリなどが参加し、ウィリアム・ロス、ヴィンス・メンドーサ、ギル・ゴールドスタイン、ジャキス・モレレンバウムによるオーケストレーションを行っている。そのレパートリーも交えて、9人編成のグループで演奏する。

なお、東京での10公演の後は、2月27日上海、28日北京、3月2日台中と続く。他方、大阪、名古屋で公演が聴けないのは残念なところだ。クリス・ボッティのレベルの人気アーチストだからこその興業上のリスクなどの難しさを想像されるが、昨今の外国人アーチスト招聘で起こりやすい状況なので、よい着地点があるとよいのだが。生徒・学生も含めてより幅広い層に聴く機会があるとよいと思う。

Java Jazz Festival 2016

Cinema Paradiso – Yo-Yo Ma and Chris Botti

クリス・ボッティとブルーノート東京のちょっとかわった接点を紹介しておきたい。ブルーノート東京・オールスター・ジャズ・オーケストラのリーダーはエリック・ミヤシロだが、1981年の全米の高校生から精鋭を集めたマクドナルド全米高校ジャズバンドに、奇しくもエリック・ミヤシロとクリス・ボッティが同時に参加していた。そこで出会った2人がそれぞれ素晴らしいソロを奏でた動画が残されている。

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。Facebookグループ「ECM Fan Group in Japan - Jazz, Classic & Beyond」を主催。ECMファンの情報交換に活用していただければ幸いだ。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください