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4/8-9, 21, 23 塩谷哲 Special Duo Live with 小沼ようすけ

Text by Hideo Kanno 神野秀雄

塩谷哲 Special Duo Live with 小沼ようすけ
SATORU SHIONOYA Special Duo Live with YOSUKE ONUMA

塩谷 哲 Satoru Shionoya(piano)
小沼ようすけ Yosuke Onuma (guitar)

2022年4月8日(金) 18:00 20:30 ブルーノート東京
2022年4月9日(土) 16:00 19:30 ブルーノート東京
2022年4月21日(木) 18:00 21:00 Billboard Live Osaka
2022年4月23日(土) 18:30 下関 Jazz Club BILLIE

作編曲家、ピアニスト、プロデューサーとして幅広く活躍する塩谷 哲は、14歳で作曲した<海溝 A Deep>がJOCで入賞し、久石譲編曲で吹奏楽の名曲のひとつとなる早熟さを見せ、東京藝術大学作曲科在学中に、オルケスタ・デ・ラ・ルスに参加、アメリカ・ラテンアメリカから評価を受けて、国連平和賞受賞、アカデミー賞ノミネートに。自身のバンド、ソロの他、佐藤竹善、小曽根真らとのコラボレーションでも新しい音を生み出してきた。この6年間はパペットバラエティ番組『コレナンデ商会』(NHK Eテレ 平日07:20-30)の音楽担当に全力投球し、2022年3月31日まで放送される。3月30日〜31日は特別プログラムなのでぜひご覧いただきたい。また絢香ツアーへの参加などもあって、自身のコンサートの機会が少なめになっていたが、最近ではライヴのアクティヴィティも増してきたので、2022年の活動を楽しみにしたい。

ギタリストの小沼ようすけは、1974年秋田県出身。さまざまな国を旅して得た経験を取り入れた音創りで、独自のジャズを追求し進化を続けてきた。2010年に発表した『Jam Ka』では、フレンチ・カリビアンの音楽家が持つグルーヴを現代ジャズに結びつけた独自の世界観を展開し、ヨーロッパやカリブ海の島々でも演奏活動を繰り広げてきた。塩谷と小沼はこれまでもデュオプロジェクトを行なってきたほか、塩谷 哲、大儀見 元との「塩谷 哲スペシャルトリオ」、さらに東儀秀樹、古澤巖、井上陽介を加えたスーパーユニット「Six Unlimited」でも共演して、幅広い表現力と表情を魅せてきた。

さまざまなフォーマットで共演を続けてきた信頼し合う二人だが、久々のシンプルなデュオでのインタープレイからどんなサウンドが飛び出すのか楽しみだ。

What Can We Do? (塩谷 哲)
塩谷 哲スペシャルトリオ with 小沼ようすけ & 大儀見 元

コレナンデ商会 コレナンデSHOW PR動画

Six Unlimited コンサートツアー2021~オールスターズの企て~Season2 【4K】

塩谷 哲トリオ with 井上陽介、山木秀夫

Yosuke Onuma / Ti Punch at Sunset, Paris

小沼ようすけ 「Moai’s Tihai」from 『Jam Ka 2.5 Tokyo Session』

【塩谷 哲と小沼ようすけの寄稿による「JAZZ TOKYO」記事】
R.I.P. 鈴木 勲 「自分を変えてくれた二つの言葉」 by 小沼ようすけ
Lyle Mays 〜音楽世界における Einstein 〜が遺した財産 by 塩谷 哲
私の中のチック・コリア by 塩谷 哲

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。Facebookグループ「ECM Fan Group in Japan - Jazz, Classic & Beyond」を主催。ECMファンの情報交換に活用していただければ幸いだ。

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