7/1 京都市立芸術大学 沓掛キャンパス 最終公開 バシェの音響彫刻 by 沢田穣治、渡辺亮、岡田加津子、北村千絵
Text by Hideo Kanno 神野秀雄
京都市立芸術大学
<美術学部・音楽学部 同窓会企画>
「ありがとう沓掛キャンパス」
2023年7月1日(土)13:00-17:30
京都市立芸術大学(京都市西京区大枝沓掛町13-6)
詳細は、特設ホームページ
1880年創設で長い伝統を誇る京都市立芸術大学。佐渡裕、北村西望、草間彌生などを輩出している。1980年に沓掛(くつかけ)キャンパスに移転して43年が経ち、2023年10月1日に京都駅東地区へ移転する。今秋の移転に際し、 “沓掛キャンパスに感謝のありがとうを刻むために”、“地域住民へありがとうを伝えるために”美術学部同窓会象の会と音楽学部同窓会真声会の主催で、感謝イベント「ありがとう沓掛キャンパス」を企画した。キャンパス公開の最後の機会になる。
大阪万博で展示された「バシェの音響彫刻」の沓掛キャンパスでの最後の演奏と、記録映像の公開もある。
13:40〜14:00(予定)
バシェの音響彫刻
「アディオス、大学会館!」アンサンブル・ソノーラ
沢田穣治 渡辺亮 岡田加津子 北村千絵
15:30頃
「音と形 ー Sound and Structure ー」
映像作品(53分)
企画/岡田加津子
演出・撮影・編集/柴田誠 n.u.i.project
出演/アンサンブル・ソノーラ、バシェ・セミナー有志 升田学
制作/京都市立芸術大学(2022年度特別研究助成)
京芸通信 沓掛キャンパス考 (PDF)
なお、2021年公開、さそうあきら原作、谷口正晃の映画『ミュジコフィリア』(音楽に情熱を注ぐ者たち)は、京都市立芸術大学をモデルにしており、音楽学部作曲専攻の岡田加津子教授が作曲について監修している。
映画『ミュジコフィリア』予告編