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及川公生の聴きどころチェックNo. 236

#390『細川千尋/CHIHIRO』

及川公生の聴きどころチェック:今月の7本

テレビマンユニオン TVU-S-4-002  ¥2.315(税別)

細川千尋(ピアノ, 作編曲)
鳥越啓介(ベース)
石川 智(ドラムス, パーカッション)

1.Holiday (Chihiro Hosokawa )
2.Pasion (Chihiro Hosokawa )
3.Espoir (Chihiro Hosokawa )
4.My little suede shoes (Charlie Parker )
5.Summertime (George Gershwin )
6.Alfie (Burt Bacharach )

『細川千尋/CHIHIRO』

トリオの中に空間感がないリアルサウンドの圧縮が聞ける。リバーブ処理は装飾で、空間、距離感、より圧倒されるオンマイクの迫力が強力で、ベースの音像は極太で圧倒される。ピアノのオンマイクで注目されるのは、音の抜けを考慮していること。骨太だけに終わらせていない。ピアニストの音色を引きだしている感触を感じた。

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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