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及川公生の聴きどころチェックNo. 285

#895 『ジェーン・ホール/ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート』

text by Kimio Oikawa

ArtistShare AS0148B/MUZAK MZCF 1447 ¥2,520(税込)

ジェーン・ホール (vo)
エド・ヴィッカート (g)

1.ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート
2.メイビー・ユール・ビー・ゼア
3.ラウンド・ミッドナイト
4.ピープル・ウィル・セイ・ウィーアー・イン・ラヴ
5.マイ・フーリッシュ・ハート
6.マイ・ヴァニー・ヴァレンタイン
7.イット・マイト・ア・ウェル・ビー・スプリング
8.ラヴァー・マン
9.イッツ・マジック
10.アローン・トゥゲザー
11.ドゥ・イット・アゲイン
12.フォー・オール・ウィ・ノウ

1985年8月10日録音 Tronto , Canada


ギターのまろやかな音のふくよかさに耳が冴えてきた。あゝマイキングの技術だなと、自分の技では出来ないなと、あゝでもない、こうでもないと、自分を責める音像にびっくり。ボーカルも、そうなんだ。マイクで、ここまで声の感触を作ることができるのか?と音像の表現が見事。


♫ Interview(稲岡邦彌)
https://jazztokyo.org/interviews/post-72895/

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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