#02『Miles Davis/Rubberband』
ただの未発表アルバム発掘リリースではなく、お蔵入りプロジェクトをマイルスの遺志を継いで完成させたこのアルバム作品、筆者はもっともっとメディアで騒がれるべきだと強く感じた。最初にEPとして5つも違うバージョンを作って公開したことも音楽的にはかなり成功していると信じる。
続きを読むJazz and Far Beyond
ただの未発表アルバム発掘リリースではなく、お蔵入りプロジェクトをマイルスの遺志を継いで完成させたこのアルバム作品、筆者はもっともっとメディアで騒がれるべきだと強く感じた。最初にEPとして5つも違うバージョンを作って公開したことも音楽的にはかなり成功していると信じる。
続きを読む待望のマイルスの『Rubberband』のフルアルバムがついにリリースされた。ボツになったアルバムという危惧をよそに、モダンなミックスとプロダクションで、発掘版ではなく新しいリリースとして充分耐え得る作品だ。このアルバムで重要な役割を果たしたAdam Holzman(アダム・ホルツマン)とのインタビューを中心に、彼も作曲者とクレジットされている<See I See>を解説。
続きを読むマイルスの未公開アルバムのタイトル曲が本年公開された。マイルスが30年に渡るコロンビアとの契約を切ってワーナー・ブラザーズに移籍した1985年の第一弾になるはずだったこのアルバム、名プロデューサー、トミー・リピューマはこれをボツにして『Tutu』を製作し、マイルスが再度歴史を変える手伝いをした、その理由を考察。
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