JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

contemporary music

このディスク2023(国内編)My Pick 2023No. 309

#01 おきあがり赤ちゃん『おもちゃの音の音楽祭』

和み系の音色を、レトロでサイケデリックで時に狂信的な音像へと変幻させるおもちゃの音楽家の無邪気と天邪鬼の狭間に漂う危うい感性の閃きは、地下音楽や即興音楽に通じる異端精神に溢れている。

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CD/DVD DisksNo. 298

#2236 『Copenhagen Clarinet Choir / Organism』
『コペンハーゲン・クラリネット合唱団 / 生命体』

品行方正がクラリネットの特徴なのかどうかはわからないが、作曲と即興の交差点/自然と音楽の接点に位置する自制のとれた作品として成り立っている。

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CD/DVD DisksJazz Right Now特集『クリス・ピッツィオコス』No. 293

#2197 『Chris Pitsiokos / Combination Locks』
『クリス・ピッツィオコス / 音の符号錠』

クリス・ピッツィオコスの作曲家・理論家としての才能を詳らかにする野心作であり、即興音楽を内包した作曲音楽の現在進行形を明らかにする注目作である。

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Local(国内)News

9月3日より大阪の現代アート・ギャラリー「NOMART(ノマル)」初の東京での展覧会が開催。

コンテンポラリー・ミュージック・ユニット.es(ドットエス)の生まれた「場」としてJazzTokyoの読者にはお馴染みの大阪の現代アートギャラリー「NOMART(ノマル)」の初めての東京での展覧会。

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CD/DVD DisksNo. 289

#2178 『sara (.es) / Esquisse~Piano Improvisation』
『サラ(ドットエス) / エスキース~ピアノ・インプロヴィゼーション』

楽器も場所も彼女自身と言っても過言ではない最高に理想的な環境で生み出されたピアノ演奏は、この上なく優しく自由で、母の胎内にいるような安心感に満ちている。

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CD/DVD DisksNo. 261

#1657 『Fucm Hawj / Steeple』

クリス・ピッツィオコスが作曲したスコアを基にした演奏である。ジャズ的な即興イディオムは殆どなく、クラシック音楽に於ける即興曲に似たコンセプチュアルなノンイディオマティック演奏が収められている。

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