太田朱美『Chick Corea / Return to Forever』『チック・コリア/リターン・トゥ・フォーエヴァー』
印象的なローズとフルートのブレンドは、美しく軽やかなだけでなく狂気をも感じさせ、「表裏一体」の文字が頭に浮かびます。
続きを読むJazz and Far Beyond
印象的なローズとフルートのブレンドは、美しく軽やかなだけでなく狂気をも感じさせ、「表裏一体」の文字が頭に浮かびます。
続きを読むいち早くフルートという楽器の可能性を見出し、圧倒的な存在感と説得力を持って自らの音楽へ昇華させたのがチック・コリアだった。フルート奏者以外の立場から、生涯を通じて自らの音楽表現にフルートを多用し、その可能性を広げた唯一のジャズミュージシャンではないか。
続きを読むチック・コリアには、ジャズというジャンルとフルートという楽器をしっかりと繋げてくれたという大きな功績がありました。
続きを読むあのチック・コリアが逝ってしまった。みんな驚いた。誰もチックが死ぬなんて思ってもみなかったと思う。だってつい最近まで自宅から元気そうにライブ発信していたじゃないか。改めて自分に対するチックの音楽の影響力を見直してみた。ジャズを勉強始めた頃に何度も何度も聴いた<Hairy Canary>という曲を取り上げてみた。
続きを読む訳あってしばらく遠ざかっていたが、「Trilogy」トリオでまた聴きだしたチック・コリアだ。ボストン公演のライブ報告も含め、最新作『Trilogy 2』からマイルスの名曲、<All Blues>を取り上げてみた。多くに誤解されて演奏されているこの曲、チックの奇抜な解釈と、チック節のおしゃれなインプロラインを解説。
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