#341『Craig Taborn / Daylight Ghosts』

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「及川公生の聴きどころチェック」今月の9枚

ECM2527

Craig Taborn (piano, electronics)
Chris Speed (tenor saxophone, clarinet)
Chris Lightcap (bass)
Dave King (drums)

01 The Shining One 3:34
02 Abandoned Reminder 7:46
03 Daylight Ghosts 7:36
04 New Glory 3:14
05 The Great Silence 5:37
06 Ancient 8:15
07 Jamaican Farewell 5:39
08 Subtle Living Equations 4:31
09 Phantom Ratio 8:29

Recorded May 2016 Avatar Studios, New York
Engineer: James A. Farber
Assistant: Tim Marchiafava
Cover photo: Thomas Wunsch
Liner photos: Bart Bathinski
Design: Sascha Kleis
Produced by Manfred Eicher

アバタースタジオ。ジェームス・ファーバー録音とあれば結果に期待する。
温暖系のサウンドに注目。やはりエンジニアの個性が表面に現れるサウンドが濃厚だ。空間情報が音質を支配して、聞き手にステージ空間を感じさせる。単調なサウンドにリバーブ処理が彩りを添えるなどのミックスにも注目。

管の音像がソフトフォーカス。ベースも同様。おそらく意図的にミュージッシャンの希望であると思われる。筆者も経験があるが、録音手法が際立つ事を許さない。それでも混濁感がないのはさすがである。

*CDレヴュー(多田雅範)
https://jazztokyo.org/reviews/cd-dvd-review/post-14153/

 

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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