#541『Marco Ambrosini –Ensemble Supersonus / Resonances』
『マルコ・アンブロシーニ=アンサンブル・スーパーソナス/レゾナンシーズ』

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text by Kimio Oikawa  及川公生

 

ECM2497

Marco Ambrosini :Nyckelharpa
Anna-Liisa Eller :Kannel
Anna-Maria :Hefele Polyphonic Overtone Singing, Harp
Wolf Janscha :Jew’s Harp
Eva-Maria Rusche :Harpsichord, Square Piano

1 FUGA XYLOCOPAE (Marco Ambrosini) 01:44
2 ROSARY SONATA NO.1 (Heinrich Ignaz Franz Biber) 06:03
3 O ANTIQUI SANCTI (Hildegard von Bingen) 02:38
4 ERIMAL NOPU (Eva-Maria Rusche) 04:43
5 POLSKA (Swedish traditional) 06:07
6 ANANDA RASA (Wolf Janscha) 02:58
7 HICAZ HÜMÂYUN SAZ SEMÂISI (Veli Dede) 06:47
8 TOCCATA IN E MINOR (Johann Jakob Froberger) 03:03
9 FJORDENE (Wolf Janscha) 02:53
10 PRAELUDIUM – TOCCATA PER L’ELEVAZIONE (Girolamo Frescobaldi) 03:17
11 2 FOUR 8(Anna-Maria Hefele) 02:53
12 RITUS(Wolf Janscha) 00:00 – 05:24

Recorded November 2015, Auditorio Stelio Molo RSI, Lugano
Engineer: Lara Persia
Produced by Manfred Eicher


なんとも難しい音源。クイズだ。古典弦楽器と言えようか。ひと言で、成分が音色を作っている。録音に当たって、どうマイキングするか、響が重要だからスタジオの選択も重要。
鍵盤ハープ。ハープシコードの原型のような楽器。ジューハープは、よく知られた口にくわえての楽器。それにチェンバロが加わっている。すべて倍音が命だ。特製の優れたマイクが必要だが、配置はどうしたら鮮明で、濁らず、明瞭さが得られるか。
緻密な音質を神経質に捉えて、音楽の面白さ表現している。このCDを聴いていると、どの楽器も鮮明で雰囲気がある。雰囲気を作るには音楽の内容に精通してなくてはできない。
古典楽器の収録の難しさは音量が十分ではないこと。
演奏ノイズを排除して倍音の豊かさを、透明感の中で表現できている録音。
これは秀逸。

及川公生

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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