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及川公生の聴きどころチェックNo. 274

#645 『Charles Tolliver / Connect』
『チャールス・トリヴァー/コネクト』

text by Kimio Oikawa 及川公生

GearBox Records  GB1561

Charles Tolliver(tp)
Jesse Davis(as)
Binker Golding(ts-A2,B2)
Keith Brown(p)
Buster Williams(b)
Lenny White(ds)

1. Blue Soul 09:38
2.Emperor March 13:32
3.Copasetic 06:06
4.Suspicion 09:58

Recorded and mixed by Tony Platt at RAK Studios
Mastered and cut at Gearbox Studio


アルトサックス、トランペットの鮮明なサウンドが焼きつく。ドラムの輪郭が強く印象的。常に怒涛の音響感覚に包まれる。近接サウンドの輪郭が音像の表面を構成。サウンドを浴びる感触がたまらない。演奏の熱気と言われるが、録音に強烈に現れているエンジニアの技術に脱帽。


*CDの他、LP、Bandcampストリーミング、MP3、FLAC等でのダウンロード可能。
https://charlestolliver.bandcamp.com/album/connect

及川公生

及川公生 Kimio Oikawa 1936年福岡県生まれ。FM東海(現 東京FM)技術部を経て独立。大阪万国博・鉄鋼館の音響技術や世界歌謡祭、ねむ・ジャズ・イン等のSRを担当。1976年以降ジャズ録音に専念し現在に至る。2003年度日本音響家協会賞受賞。東京芸術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て、現在、音響芸術専門学校非常勤講師。AES会員。

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